10月18日(土)、ステランティスグループに属するランチアは、ブランドのX公式アカウントで短い文章と約2分間の動画を公開し、2026年のWRC世界ラリー選手権への参戦を発表した。使用車両はイプシロン・ラリー2 HFインテグラーレで、参戦クラスはサブカテゴリーのWRC2。初陣は1月のラリー・モンテカルロとなる予定だ。
ランチアは1970年代~1990年代に、ストラトスや037、デルタなどのマシンを投じてシリーズ最多となる10度のマニュファクチャラータイトルを獲得してきた名門だ。すでに9月10日には、新たに開発されたイプシロン・ラリー2 HFインテグラーレのデビューがアナウンスされており、その実戦投入先が正式にWRCに決まった。
ランチアがWRC復帰か。噂のイプシロン・ラリー2 HFインテグラーレのデビューを公式発表
今回このイタリアのブランドは、公式Xにて「Lancia enters the race. Welcome to WRC2. The countdown has started. First stop: WRC2 Monte Carlo, January 2026. Are you ready?(ランチアはレースに参加する。ようこそWRC2。カウントダウンはすでに始まっている。最初の段階は2026年1月のラリー・モンテカルロWRC2だ。準備はできているか?)」という短い文章とともに約2分間の動画を投稿。
イプシロン・ラリー2 HFインテグラーレの走行シーンが多く採用されているこの動画には、ランチアのルカ・ナポリターノCEOやランチア・コルセHFのトップであるエウジェニオ・フランゼッティ氏などが登場するなど、WRC復帰へ向けた強い意志が感じられる。
この動きはランチアが近年、ラリー4に準ずるイプシロンを生み出すなど、徐々に活動を広めてきたラリー競技への本格復帰の一環であり、ブランドのモータースポーツ事業を次の段階へ移す明確な意思表示だ。
2025年のWRC2では日本のトヨタGRヤリス・ラリー2のほかに、シュコダ・ファビアRSラリー2やシトロエンC3ラリー2が参戦しており、すでにドライバーズタイトルはGRヤリスを駆るオリバー・ソルベルグが王座獲得を決めている。ランチアにとっては、シトロエンが同じステランティスブランドに属するため、マシンを入れ替えて参戦すると見られる。
シトロエン・レーシングの来季WRCについての発表はまだないが、同ブランドは来季フォーミュラEへの参入をアナウンスしたばかり。2026年のWRC2では少なくともトヨタ、シュコダ、ランチアという3ブランドによる戦いが繰り広げられることになりそうだ。
[オートスポーツweb 2025年10月18日]
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みんなのコメント
この車がさっき走ってるの見た気がするけど、と思ったらそういうことか
ステランティス内でブランド名を変更して参戦か