石畳に鍛えられた世界最速の自転車
100年以上の歴史を持つヨーロッパの伝統的なクラシックレースの中でも、最も格式が高いとされるのがフランス北部で行なわれる「パリ~ルーベ」です。1896年から続くコースには石畳(パヴェ)が多数組み込まれ(レース距離259kmのうち30区間、およそ55kmが石畳)、パヴェによる路面コンディションの悪さもさることながら、天候不順に見舞われ壮絶なレースとなることも多々あり「北の地獄」や「クラシックの女王」などと呼ばれ人気を集めるレースのひとつです。このレースで勝利することはプロサイクリストとして最高の名誉と言えるもので、レースをトラブルなく走り切るために、さまざまな工夫を凝らしています。
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そんなレースにおいて、アルペシン・ドゥクーニンクチームのマチュー・ファンデルプール選手と、ヤスペル・フィリプセン選手の両者は、「CANYON(キャニオン)」の「Aeroad CFR(エアロード・シーエフアール)」を使用して2023年と2024年の2年連続で1位と2位を独占する結果を残しました。
この名誉を讃えて、キャニオンは両名が駆るバイクの特別モデルを発表しました。荒れた石畳がフレームに与える振動や衝撃をテンソル(多次元データの集合体)で表現し、それをフレームデザインに取り入れた特別なアートワークとなる限定モデル「Aeroad CFR Tensor Edition(テンソルエディション)」です。
キャニオンのエアロレースバイクのフラッグシップである「エアロードCFR」は、歴代モデルから数えて15年にわたる開発の中で、世界でもっとも過酷なワンデーレースである「パリ~ルーベ」と深く関わってきました。
2024年にデビューした最新の第4世代では、マチュー・ファンデルプール選手の要望に応じて石畳での快適性を高めるためのワイドなタイヤクリアランス、強化されたフロントフォーク、汚れの侵入を防いで耐久性を高める密閉型ヘッドセットなどが採用されています。
「パリ~ルーベはロードバイクにとって最高の試験場だ。滑らかな舗装路ではバイクに大きな負荷はかからないが、石畳のような荒れた路面では、強い衝撃が断続的にフレームに伝わりレース中にヘッドセットやクランプ部などが緩む可能性がある。このような過酷な条件に耐えられるバイクなら、他のどんな状況でも、確実に耐えられるだろう」と、キャニオンのデザインエンジニア、ルーカス・ビアは話します。
この特別仕様車は、キャニオンが行なった厳格なテストの証をフレームデザインに反映しています。「テンソル」(多次元データの集合体)という名称は、振動・衝撃が与えるストレスの進行を測定するシミュレーションプロットテストに由来し、フレームの塗装における濃い色はより大きな衝撃が加わる部分を示しています。
「エアロードCFRはエアロロードバイクでありながら、可能な限り軽量であることも求められます。そこで、シミュレーションのテンソルプロットを活用してカーボンレイアップを最適化し、テストをクリアするだけでなく、剛性と強度の目標を維持しつつ、重量を削減する効率的な設計を実現している」(同上)
限定モデルの「エアロードCFRテンソルエディション」は、マチュー・ファンデルプール選手が「パリ~ルーべ2025」で駆るバイクとまったく同じ仕様です(チェーンリング歯数、コクピットTバー角度等は異なります)。
シマノの最新Dura-Ace Di2 12速グループセットとパワーメーター、カーボンホイールを搭載し、今季より選択したピレリタイヤを装備し、価格(消費税10%込み)は155万9000円(完成車・送料別)です。
そして2025年、史上3人目となる3連覇(2023~2025年)を達成しました。
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