この記事をまとめると
■デザインだけでなく操縦性も異なるとされているGR86とBRZ
真性スバオタが「買ったぞ」新型BRZ! 「ネガもあるけど」たった半月で3000km走ったベタ惚れリポート
■キビキビとした操縦性のGR86に対してBRZは安定志向
■2台は本質的には同じクルマであり、目指した性能目標も同じだ
スポーツ色の強いGR86と安定志向のBRZ
フロントまわりのデザインのみならず、操縦性の味付けの違いが大きいとされるGR86と新型BRZ。スプリングやダンパーはもちろん、サスペンション構成パーツの一部の素材が異なったり、リヤ側のスタビは取り付け方まで異なったりと、別モノといえるほどの仕様変更がなされている。
エンジン制御についても、スロットル開度に対するトルクの出方が異なり、乗れば誰もがすぐにその差を感じられるほど違いは明確だ。
BRZはフロントタイヤのグリップ感がより強く、中高速コーナーではより高い安心感が得られる。ただし、タイトコーナーなどでトラクションをかけた時にはリヤが沈んでフロントが逃げる傾向があり、ややプッシュアンダー傾向が強まるが、GR86はヘアピンの立ち上がりでアクセルを入れた時の立ち上がりがより鋭く感じられる。
ドリフト体勢へ移行するタイミングもGR86のほうがより早く、総合的なハンドリングはGR86のほうがより鋭敏だと評する声が多い。
本質は同じなのでどちらを選んでも後悔はないはず
今回の86はトヨタではなくGRブランドなので、わかりやすいスポーツ性を際立たせるチューニングが施された。操舵入力の初期段階でよりキビキビした動きを求める人や、より簡単にドリフト状態に持ち込みたい人はGR86が最適。
一方のBRZは、SUBARUブランドらしく、グランドツーリングカー的な性格が強められている。簡単にいえばより安定志向なので、初めてのFR車にももってこいだ。
しかし、だからと言ってGR86はピーキーで扱いづらく、BRZは安定志向でツマラナイというわけでは決してない。前述した違いはあくまで両者を比較してのことであり、クルマとしての基本性能や、スポーツカーとしての本質的な魅力は同じ。
低重心で全長の短い水平対向エンジンを最適なレイアウトで搭載することで得られる高い運動性能、ルーフのアルミ化などさらなる低重心化によって実現した稀有な旋回性能はまったく同じレベルにあり、性能に差がつけられているわけではないのだ。剛性アップと軽量化をはかり、慣性モーメントの低減を突き詰めた結果として得られた美点に違いはない。
新しいNA2.4リッターエンジンは、スロットルの反応こそ異なるが、低速トルクが太い上に高回転まで回せばしっかりパワーの盛り上がりが感じられるなど、NAのスポーツカーユニットらしさが味わえるところも同じだ。
乗り味の違いの大きさがよく語られる一方、ドリフトキングこと土屋圭市さんのように「両者は新型になって乗り味が近づいた」と評する声もある。土屋圭市さんにドリフトがやりやすいのは両者のどちらか尋ねたところ、「本質的には変わらないので、どちらも同じ」とのこと。
細かい部分は違えど、目指した性能目標は同じなので、どちらを選んでも後悔することはないはずだ。
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みんなのコメント
この車を購入していったい何%の人がドリフトに持ち込むの?
こんな記事書いているからネット記事ライターは低質だと思われるんじゃないの?