■販売台数ランキングにもハッキリ現れている“SUV人気”
ブームから定番モデルになったSUVは、軽自動車やコンパクトカークラスからフルサイズまで、ほぼすべてを網羅するヒエラルキーが構築されています。
【画像】超カッコイイ! これがトヨタ「新型カローラクロス」です! 画像で見る(30枚以上)
販売台数ランキングを見ても売れているのは明白ですが、なぜこれほどの支持を集めているのでしょうか。
日本自動車販売協会連合会(自販連)による2025年上半期(1月~6月)の「乗用車ブランド通称名別順位」の1位から20位をチェックすると、SUV(クロスオーバーを含む)は、1位のトヨタ「ヤリス」、2位のトヨタ「カローラ」、5位のトヨタ「ライズ」、12位のホンダ「ヴェゼル」、14位のトヨタ「クラウン」、17位のトヨタ「ハリアー」、18位のトヨタ「ランドクルーザー」となっています。なお、21位はSUBARU「フォレスター」でした。
ヤリスは「ヤリスクロス」、カローラは「カローラクロス」、クラウンは「スポーツ」「クロスオーバー」「クラウンエステート」を含んでいて、いずれもSUV仕様の販売比率が高く、とくにヤリスクロス、カローラクロスは各シリーズの主力モデルになっています。
その誕生については諸説あるSUVですが、乗用車ベースが出るまでは、オフロード系モデルが大半で、実用上必要なニーズに応えるとともに、一部のマニア(ファン)から支持されてきました。その後、モノコックボディを使う乗用車タイプが急速に増えてきたのはご存じのとおり。
SUVが増えてきた理由は、メーカーからすると利幅が大きいことです。ハッチバックやステーションワゴンなどをベースとするSUVやクロスオーバーモデルの場合、車高を高めたり、4WDを設定したりすることで、ベース車よりも価格設定を高くすることができます。
さらに、初代ハリアーやポルシェ「カイエン」のように、高級SUVやプレミアムメーカーの参入と成功により、SUVのラインナップが急速に増えてきました。SUVの背を低くしてクーペルックなシルエットを持つクーペクロスオーバーもBMWやメルセデス・ベンツなどが力を入れることで、一気に増加しました。
SUVの源流を受け継ぐ、タフなクロカン4WD系もランドクルーザーやメルセデス・ベンツ「Gクラス」、ジープ「ラングラー/ラングラーアンリミテッド」、ランドローバー「ディフェンダー」「レンジローバー」の各モデルが車種によっては長い納期待ちになるなど、高価格帯でもかなりの人気を誇っています。
スズキ「ジムニー/ジムニーノマド」の納車待ちの長さや注文受付停止からも分かるように、軽自動車やコンパクトカーまで人気はサイズや車格を問いません。
さらにSUVは、EVやPHEVなどの電動化にも向いています。床下に駆動用バッテリーを配置しながら背の高さを活かして室内や荷室の広さを確保できるからです。
SUVも利点ばかりではありません。全高が高くなると車両重量が嵩み、燃費や運動性能、動力性能などの走りに悪影響を与えます。重量が重くなれば制動距離が長くなり、大型SUVの場合は、衝突時のエネルギーも大きく、事故の相手への加害性も高くなりがちです。
音・振動対策や乗り心地などの面でもリヤにバルクヘッドを備えるセダンよりも不利になる傾向にあります。そのほか、高さ制限などにより駐車場を選ぶ場合がある、重量税の税率も高くなるなどもあります。
一方のメリットは、床面を高くすることで、乗降がしやすく、身体の上下動はセダンやハッチバック、ステーションワゴンなどよりも小さくすみます。
もちろん、フロアが高くよじ登るように乗り込む必要があるクロカン系モデルは、良好な乗降性とはいえない一方で、前方見晴らし性に優れ、高い開放感や渋滞時などでも遠くまで見通すこともできます。
最低地上高の高さによる悪路走破性の高さ、多彩な4WDシステムを設定しているのも魅力です。油断は禁物ですが、最近のゲリラ豪雨による冠水などでも走破できる可能性はセダンなどよりも高まります。
さらに、多くのSUVは、ハッチバックやセダン、ステーションワゴンなどよりも全高に余裕があるため、頭上まわりの余裕があるだけでなく、アップライトに座らせることで、足元空間も広く感じさせることができます。
室内の開放感だけでなく、全高を活かした荷室の広さ(荷室容量)もSUVの利点です。車中泊やオートキャンプ、マリンスポーツやウインタースポーツなどの多彩な趣味にも対応します。
そのほか、メーカーが売れ筋のSUVに注力し、売れるため他ジャンルと比べてモデルチェンジのサイクルが比較的短い、あるいは完全な新型モデルも出やすいなど、売れるサイクルに入っています。
デメリットをメリットが上回っている限り、「クルマのカタチ=SUV」という流れが続くのではないでしょうか。(塚田 勝弘)
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みんなのコメント
これで「ばかり」とはさすがに言い過ぎ。