現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > 東京 E-Prixを前に、日産フォーミュラEチームが抱負を語る。スペシャルカラーリングも公開!

ここから本文です

東京 E-Prixを前に、日産フォーミュラEチームが抱負を語る。スペシャルカラーリングも公開!

掲載 更新
東京 E-Prixを前に、日産フォーミュラEチームが抱負を語る。スペシャルカラーリングも公開!

2025年5月14日、日産自動車(以下、日産)のフォーミュラEチームは、同年5月17・18日に開催される東京 E-Prixを前にメディアに向けて記者会見を行い、抱負を語った。

今シーズンは好調の日産フォーミュラEチーム
横浜の日産グローバルギャラリーで行われた記者会見には、日産フォーミュラEチームのトマソ・ヴォルペ監督、ドライバーのオリバー・ローランド選手、2024年度までチーフパワートレインエンジニアを務めた西川直志氏の3名が出席。もう1人のドライバー、ノーマン・ナトー選手は所用で参加できず。

●【くるま問答】ガソリンの給油口は、なぜクルマによって右だったり左だったりするのか

2018/19シーズンからフォーミュラE世界選手権に参戦している日産チームだが、シーズンを重ねるごとに成績を向上させており、2024/25シーズンは東京 E-Prix前の時点でマニュファクチャラーズランキングで首位、チームランキングで2位、ドライバーズランキングではローランド選手が首位を維持している。

ヴォルペ監督は「日産のフォーミュラEチームは2030年までの長期的計画で順調に進んでいる。東京 E-Prixはホームレースであり、現在ランキングトップのローランド選手はもちろん、久しぶりに日産チームに復帰したナトー選手にも期待している」と語る。

ローランド選手は「今シーズンは5回もポディウム(表彰台)に上がれるなど、うまくいっている。去年の東京 E-Prixは2位だったから今年は優勝したいけれど、無理せず確実にポイントを取ってシリーズチャンピオンを狙いたい。まずはポールポジションの獲得を目指す」と意気込みを見せる。

現在のGEN3 EVO(ジェンスリー エヴォ)と呼ばれるフォーミュラEマシンのパワートレーン開発を担当した西川氏は「市販車とモータースポーツ用車両はまったく違う。しかもパワートレーンだけでは勝てないから、ポテンシャルを生かした戦略とドライバーの力量が伴わなければならない」と語る。西川氏は2025年4月から第一製品開発本部の次席車両開発主管となり、今後はフォーミュラEのテクノロジーを量産車にフィードバックしていく。

東京 E-Prix用のスペシャルカラーリングを公開
記者会見会場では、東京 E-Prix用のスペシャルカラーリングが施されたフォーミュラEマシンがお披露目された。そのデザインは、2025年5月8日にリリースした初のビデオゲーム「NISMO エレクトリックレーサー 東京」をインスパイアしたもので、桜の花とビデオゲームの8ビット風のカラーリングがユニークだ。

このカラーリングで、ローランド選手はカーナンバー23、ナトー選手はカーナンバー17で東京 E-Prixに挑む。

2023/24シーズンの東京 E-Prixは1戦だったが、2024/25シーズンは5月17日(土)に第8戦、18日(日)に第9戦を行うダブルヘッダーだ。両日とも、10時20分に予選、15時に決勝が開始される。

東京ビッグサイト周辺の1周2.582km、18のコーナーと3本のストレートで構成されたテクニカルな東京ストリートサーキットで、35周で展開される東京 E-Prix。日産フォーミュラEチームの1-2フィニッシュに期待しよう!

[ アルバム : 日産 フォーミュラEチーム はオリジナルサイトでご覧ください ]

関連タグ

【キャンペーン】第2・4 金土日はお得に給油!車検月登録でガソリン・軽油7円/L引き!(要マイカー登録)

こんな記事も読まれています

【ル・マン24時間2025 プレビュー】今季絶好調のフェラーリに、6度目のル・マン制覇を目指すトヨタが挑む
【ル・マン24時間2025 プレビュー】今季絶好調のフェラーリに、6度目のル・マン制覇を目指すトヨタが挑む
Webモーターマガジン
トヨタ『GR010ハイブリッド』、ルマン参戦40周年の特別カラーで総合優勝狙う
トヨタ『GR010ハイブリッド』、ルマン参戦40周年の特別カラーで総合優勝狙う
レスポンス
より洗練された走りの秘密を語りつくす。日産 新型リーフのインサイドビデオシリーズ第2弾を公開
より洗練された走りの秘密を語りつくす。日産 新型リーフのインサイドビデオシリーズ第2弾を公開
Webモーターマガジン
6度目のル・マン制覇を目指すトヨタの挑戦が始まる。小林可夢偉「今年こそ絶対に」
6度目のル・マン制覇を目指すトヨタの挑戦が始まる。小林可夢偉「今年こそ絶対に」
AUTOSPORT web
ホンダ シビック タイプRの欧州仕様は「アルティメット エディション」をもって販売を終了
ホンダ シビック タイプRの欧州仕様は「アルティメット エディション」をもって販売を終了
Webモーターマガジン
2026年のF1暫定カレンダーが発表。日本GPは3月27日~29日に開催
2026年のF1暫定カレンダーが発表。日本GPは3月27日~29日に開催
Webモーターマガジン
2年目の「フォーミュラE 日本ラウンド」はダブルヘッダー開催! レース1がマセラティ、レース2は日産が悲願の凱旋優勝を果たす!
2年目の「フォーミュラE 日本ラウンド」はダブルヘッダー開催! レース1がマセラティ、レース2は日産が悲願の凱旋優勝を果たす!
LEVOLANT
『トライトン』が北海道でラリー参戦、哀川翔・竹岡圭チームを三菱自動車が技術支援
『トライトン』が北海道でラリー参戦、哀川翔・竹岡圭チームを三菱自動車が技術支援
レスポンス
『ZEXEL ワイズ スカイライン』ル・マン仕様エンジンを載せた4WDのR33【忘れがたき銘車たち】
『ZEXEL ワイズ スカイライン』ル・マン仕様エンジンを載せた4WDのR33【忘れがたき銘車たち】
AUTOSPORT web
住友ゴム/ファルケン、2025年ニュルブルクリンク24時間レースの活動計画を発表。26度目の挑戦は5クラス制覇目指す
住友ゴム/ファルケン、2025年ニュルブルクリンク24時間レースの活動計画を発表。26度目の挑戦は5クラス制覇目指す
AUTOSPORT web
シャオミ SU7ウルトラ、グランツーリスモ7に登場~異次元EVがもたらすリアルとバーチャルの融合~
シャオミ SU7ウルトラ、グランツーリスモ7に登場~異次元EVがもたらすリアルとバーチャルの融合~
Webモーターマガジン
鈴鹿8耐:スズキCNチャレンジ、津田拓也に加えエティエンヌ・マッソンを引き続き起用して2度目の挑戦へ。第3ライダーは未定
鈴鹿8耐:スズキCNチャレンジ、津田拓也に加えエティエンヌ・マッソンを引き続き起用して2度目の挑戦へ。第3ライダーは未定
AUTOSPORT web
【F1カナダGP プレビュー】オーバーテイクと変わりやすい天候が予想されるモントリオール、波乱の要素はたっぷり
【F1カナダGP プレビュー】オーバーテイクと変わりやすい天候が予想されるモントリオール、波乱の要素はたっぷり
Webモーターマガジン
映画『F1』の劇中登場車も“復活”。ポルシェ911 GT3 Rの2台が特別リバリーでル・マン参戦へ
映画『F1』の劇中登場車も“復活”。ポルシェ911 GT3 Rの2台が特別リバリーでル・マン参戦へ
AUTOSPORT web
伝説の6輪F1マシンの実車を生で拝めるチャンス! タイレルP34は決して「イロモノ」じゃない戦績を残したマシンだった
伝説の6輪F1マシンの実車を生で拝めるチャンス! タイレルP34は決して「イロモノ」じゃない戦績を残したマシンだった
WEB CARTOP
スズキが鈴鹿8時間耐久ロードレースの参戦体制を発表! 2年目でさらに上を目指す「チームスズキCN チャレンジ」
スズキが鈴鹿8時間耐久ロードレースの参戦体制を発表! 2年目でさらに上を目指す「チームスズキCN チャレンジ」
WEBヤングマシン
フォーミュラEとハイパーカー、別物なのに感覚の切り替えは楽勝? ル・マン初参戦のウェーレインに理由を聞く
フォーミュラEとハイパーカー、別物なのに感覚の切り替えは楽勝? ル・マン初参戦のウェーレインに理由を聞く
motorsport.com 日本版
東京E-Prixは7月開催の後半戦に。フォーミュラEの2026年暫定スケジュールが発表
東京E-Prixは7月開催の後半戦に。フォーミュラEの2026年暫定スケジュールが発表
AUTOSPORT web

みんなのコメント

この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村