■誰も乗せられない「おひとりさま」向けに驚く人も
軽自動車の乗車定員は多くの乗用モデルで最大4人乗りとなるなか、軽トラックなどの軽貨物車やスポーツモデルでは2人乗りもあります。ただし、「1人乗り」というものはほとんどありません。
そんななか2024年10月に、ホンダから「1人乗り仕様」の軽バンが登場しました。SNSなどではさまざまなコメントが投稿されています。
【画像】超カッコイイ! これがホンダの「1人乗り軽自動車」です! 画像で見る(66枚)
それがホンダの新型バッテリーEV(BEV)軽商用バン「N-VAN e:」です。
軽商用バン「N-VAN」がベースのBEVで、左側センターピラーレス構造や、低床かつフラットな室内や床下格納の助手席による広大な室内空間というN-VANの特徴に、EVの環境性能や静粛性、給電機能がプラスされています。
パワートレインは39kWのモーターと82.7Ahのバッテリーを組み合わせ、N-VANターボエンジン車と同レベルの力強い走行性能と、配送業務にも十分対応する一充電航続可能距離245km(WLTCモード)を確保しました。
パワーユニットは小型化し、薄型バッテリーや高電圧部品の集中配置することで、N-VANと変わらない荷室空間を実現しています。
給電は3.2kW/6kW普通充電で、上級モデルでは50kWの急速充電にも対応。急速充電では30分ほどで80%まで充電でき、配送業務での使い勝手に配慮しました。
先進機能では、衝突被害軽減ブレーキやリアパーキングセンサー、前席SRSサイドエアバッグを全車で採用。また上級モデルには「ホンダ センシング」を標準装備するなど、高い安全性能も実現しています。
ラインナップは、「e:L4」「e:FUN」「e:L2」「e:G」の4グレードを用意。このうち最安のe:Gが1人乗りモデルとなっています。
配送業務で使われる軽商用バンでは、荷室空間を最大化した2人乗りは一般的ですが、助手席までなくしたものは極めてまれといえます。
これまでダイハツ「ミラ ウォークスルーバン」や「ミゼットII」、三菱「ミニカ1シータ」というものが一時期設定されていましたが、いずれも助手席を撤去したというのみであったのに対し、N-VAN e:Gでは、1人乗りに最適化されて作り込まれています。
インパネの左側(助手席側)は、乗員への配慮が必要ないため収納やドリンクホルダーを廃し室内への張り出しを抑制。最大室内長の延長を図りました。
また、エアバッグ非装着化や、助手席取り付け部のブラケットやメンバーなども完全になくし、120mmの低床化とコストカットを実現。助手席ありモデルでは収納できない、長さ2.47mの脚立をそのまま収納することができます。
助手席の分まで荷物を載せられるとともに、配達での路上駐車時の乗り降りのしやすさや荷物の取り出しやすさを考慮しています。
SNSなどでは、非常にまれな1人乗りという存在に対して興味を持つ人が多いようで、「おもしろい!」「変わってるね」「凄い割り切り方」など、ワンマンでの配達という用途に限定したという考えに驚くコメントも。
また、「趣味の為の車とか宅配便仕様に全振りした車として最適なので良いと思いますよ」「アッシーに成らない」「独り暮しに丁度いい」など、趣味を楽しむ単身者の道具として活用できるのではないかとする意見もみられました。
※ ※ ※
新型N-VAN e:Gの価格(消費税込)は243万9800円となり、新車オンラインストア「Honda ON」での取り扱いです。
なお事業者用補助金を適用する場合、全グレードで200万円を切る価格設定で、さらに各地方自治体で設定されている補助金などを使うと、さらに安く購入することができます。
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