ジョージ・ラッセルとアンドレア・キミ・アントネッリが2026年もチームに残るというメルセデスの発表は、詳細が驚くほど不足しているが、これはここ数年ほとんどのF1チームが行ってきたこととよく一致している。しかしメルセデスに近い情報筋から、ラッセルとチームとの間の新たな契約の詳細が明らかになり、ラッセルが実際にトト・ウォルフ代表と彼の経営陣との交渉をうまく勝ち抜き、チーム内で非常に強い立場に立ったことがわかった。
メルセデスの声明では、ふたりのドライバーが2026年もチームでレースを続けるとだけ言及されているが、ラッセルの契約は1年を超えるもので、来シーズン末に両者のパフォーマンスにもとづいた複数の離脱条項が設けられているとみられている。ハミルトンとメルセデスの前回の契約はそれぞれ2024年と2025年まで有効だったが、ベテランのハミルトンは、最初のシーズンの終了前に契約を打ち切った。ハミルトンは退団条項を使ってブラックリーを離れ、フェラーリと契約したからだ。同様に、ラッセルもサマーブレイクまでに一定の結果が達成されなければメルセデスを離れることができ、アントネッリと比較してラッセルのパフォーマンスが退団条項で合意されたレベルに達しなければ、メルセデスは彼を解雇することができるということだ。
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ラッセルは、マックス・フェルスタッペンがレッドブルを離れることを決断した場合、メルセデスが2027年とそれ以降も彼を起用しようとしていることを十分承知しており、彼が達成できると確信しているアントネッリの結果が関連するパフォーマンス条項を契約に盛り込むことで、不本意な解雇から身を守ることに成功した。
同時にラッセルは、第10戦カナダGPと第18戦シンガポールGPでの圧倒的な勝利により、フィールドで最速のマシンのステアリングを握って何ができるかを示したことから、市場での自身の価値が上昇していることを認識している。ラッセルはメルセデスに責任の一部を負わせることに成功したのだ。つまり、メルセデスが来シーズン前半に一定レベルの結果を達成できなかった場合、このイギリス人ドライバーは2027年に自由にチームを離れることができるし、その時にはフェラーリ、マクラーレン、レッドブルのシートが空く可能性がある。
これらの交渉での勝利に加えて、ラッセルは報酬も大幅に増額させた。2026年の収入は倍増し、友人のランド・ノリスが現在マクラーレンで稼いでいる2400万ユーロ(約42億2200万円)に匹敵すると報じられている。これはメルセデスとの交渉開始当初からのラッセルの要求のひとつだったが、フェルスタッペンが2026年もレッドブルに残ることを明らかにした後、ウォルフは物事を遅らせてしまい、ドライバーに対する交渉力を失ってしまった。
結局、契約締結の遅れはラッセルに有利に働いた。ハミルトンとの交渉の時と同じように、トップドライバーを宙に浮いた状態にさせておくというメルセデスの判断によって、チームには多額の費用がかかる結果となった。
[オートスポーツweb 2025年10月17日]
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