日本の新車市場では、SUVの人気が続いています。なかでも、近年販売台数の上位に位置するのがトヨタの「C-HR」です。コンパクトSUVならではの使い勝手の良さや個性的なデザインが人気の理由といわれています。
しかし、販売好調なC-HRの意外なライバル車が2019年4月に登場しました。それは、過去にあったRVブームの火付け役だったトヨタ「RAV4」です。
リッター30キロ超えもある! 最新SUV燃費ランキングTOP5
開発コンセプトは違っても、同じSUVジャンルになります。販売面などで影響はないのでしょうか。
トヨタの人気SUV、「C-HR」と「RAV4」買うならどっち? C-HRがデビューしたのは2016年12月、英国高級車ブランドのジャガーなども参入してSUVが世界的にブームになっている時期です。
世界的な人気もあって、2017年の年間販売台数ランキング(登録車)で、1位のトヨタ「プリウス」(16万912台)、2位の日産「ノート」(13万8905台)、3位のトヨタ「アクア」(13万1615台)という実用的なハイブリッド車に続いて、トヨタ「C-HR」(11万7299台)が4位に入り、国内SUVではナンバー1となりました。
しかし、2019年上半期(1月から6月)販売台数ランキングでは、1位プリウス(7万277台)、2位ノート(6万8543台)、3位アクア(6万349台)までは同じですが、SUVトップには14位ホンダ「ヴェゼル」(3万3445台)、15位C-HR(3万2221台)という惨憺たる結果です。
その背景には、約3年ぶりに日本市場へ復活したRAV4の存在があります。2019年4月10日に発売された結果、同年5月の販売台数が6817台(7位)、6月が7822台(11位)と着実に販売を伸ばしています。
C-HRとRAV4について、トヨタの販売店スタッフは、次のように話します。
――RAV4が追加されたことで、販売面にはどのような影響がありますか。
以前までのように、SUVの代表車種が『ハリアー』や『ランドクルーザーシリーズ』しかない状態ですと、“少し小さめのサイズが欲しいというお客様”や“ミドルサイズがほしいけどハリアーより大人しめが希望”というニーズに応えるのが難しい部分でした。
しかし、『RAV4』が新たに追加されたことで、ミドルサイズを希望するお客様に『ハリアー』と2種類を提案できるのは販売店としては心強いです。
――売れ筋の「C-HR」に影響はないのでしょうか。
『C-HR』に限らず、SUVモデルの棲み分けは出来ていると思います。最近のSUVは、ミニバンやセダンなどの他ジャンルから乗り換えるお客様も多く、その分ニーズも多様化しています。
そのため、市販されているSUVも想定した利用シーンも異なり、3列シート車やアウトドア向け、使い勝手の良さなどさまざまな要素を特徴としているのです。
トヨタのSUVという部分では、影響があるかもしれませんが『C-HR』はどちらかというと街乗りがメインです。『RAV4』は街乗りに加えて『ハリアー』よりもアクティブさがあるという点でどちらとも被らないと考えています。
C-HRとRAV4、細かな部分で何が違う? C-HRは、トヨタの新世代プラットフォーム「TNGA」を採用した都会派SUVモデル。対して、RAV4はクロスカントリー4WD車にも似たスタイルの本格派4WDモデルです。
両車のボディサイズは、コンパクトSUVのC-HRが全長4360mm×全幅1795mm×全高1550mm。対して、ミドルサイズSUVのRAV4は全長4600mm×全幅1855mm×全高1685mmと、RAV4の方が大きいです。
とくに、全高は、RAV4が1685mm、C-HRは1550mmとなっており、これは機械式立体駐車場の高さ制限「1550mm以下」に当てはめると、RAV4が停められない駐車場でも、C-HRなら入庫できるのです。
また、ラインアップの違いでは、C-HRはハイブリッド車、ガソリン車ともにFF仕様がメインで、4WD仕様はガソリンターボ車のみに用意されます。
個性的なデザインがウケている「C-HR」 2019年2月現在では、全10グレードで展開されパワートレインは、1.2リッターガソリンターボ仕様と1.8リッターガソリン+モーターというハイブリッド仕様の2種類が存在。
対するRAV4のパワートレインは、2リッターガソリンと2.5リッターハイブリッドを設定。また、3種類の4WDシステムをグレードによって使いわけしているのが大きな特徴となり、ガソリン車とハイブリッド車それぞれに独自のシステムが採用されています。
価格面では、C-HRは229万円から297万9200円なのに対して、RAV4は260万8200円から381万7800円。ハイブリッド車にこだわらないのであれば、比較検討となる価格帯です。
個性的なデザインとコンパクトで扱い易いC-HRと、アクティブなユーザーをターゲットに販売好調なRAV4。SUVラインナップが多い、トヨタのなかでも売れ筋の2台がこれからどのように人気を維持するのか注目です。
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
“生産版”「“R36”GT-R」公開に反響絶大! 日産の「旧車デザイン」採用&4.1リッター「V6」搭載で「借金しても欲しい」の声! 1000馬力超えもあるArtisan「“和製”なスーパーカー」が話題に
オヤジむせび泣き案件!! ホンダの[デートカー]が帰ってくるぞ!! 新型[プレリュード]は究極のハイブリッドスポーツだ!!!!!!!!!
ハコスカ!? マッスルカー!?「ちがいます」 “55歳”ミツオカ渾身の1台「M55」ついに発売 「SUVではないものを」
「すごい衝突事故…」 東富士五湖道路が一時「上下線通行止め!」 ミニバンが「横向き」で“全車線”ふさぐ… 富士吉田で国道も渋滞発生中
タイヤに記された「謎の印」の意味とは? 気になる「赤と黄色マーク」の“重要な役割”ってなに? 気づけば消えるけど問題ないのか?
「ノーマルタイヤで立ち往生」に国交省ブチギレ!?「行政処分の対象です」2年連続で大量発生…「スタックの7割が夏用タイヤ」今年も緊急警告
ホンダ新型「プレリュード」まもなく登場? 22年ぶり復活で噂の「MT」搭載は? 「2ドアクーペ」に反響多数!海外では“テストカー”目撃も!? 予想価格はいくら?
日産「新型スカイライン」発売! 歴代最強「匠“手組み”エンジン」×旧車デザインの「特別仕立て」登場も「次期型」はもう出ない…? 「集大成」完売した現状とは
いずれスポーツカー[バブル]は崩壊する!! その時あなたは買う勇気があるか!?
オヤジむせび泣き案件!! ホンダの[デートカー]が帰ってくるぞ!! 新型[プレリュード]は究極のハイブリッドスポーツだ!!!!!!!!!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!
みんなのコメント
この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?