最近では主要人物の辞任が相次ぎ、話題となったFIA。F1第22戦ラスベガスGPを前にはF1のレースディレクターだったニールス・ウィティヒが即時退任となったが、続くカタールGPに向けては、今度はF2のレースディレクターが解任された。
ウィティヒの解任により、ラスベガスからF1のレースディレクターは以前F2、F3を担当していたルイ・マルケスが担当することになった。そこからわずか1週間。マルケスの後任に指名され、カタールで初めてF2を担当すると見られていたジャネット・タンが、カタール戦の数日前に突如解任されたのだ。
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タンはこれまでマルケスの下で経験を積んできており、当初はカタール、アブダビのF2最終2ラウンドを担当し、来季から正式なF2レースディレクターに就任する予定だった。しかしながら、彼女は突如離脱することに。その理由は公表されていない。
タンの離脱により、マルケスはカタールで通常以上に厳しいスケジュールに直面することになる。そもそも今回のカタール戦はスプリントフォーマットで行なわれるため通常よりも慌ただしい週末となるが、その中でF2のレースディレクターも務めなければならなくなったのだ。さらにマルケスはマカオGPでもレースディレクターを務めており、カテゴリーは違えどラスベガス、カタール、アブダビの4連投ということになる。
その一方で、現在のレースコントロールの支援体制が改善されたことはマルケスにとって救いとなる。F2という追加での仕事が増えることになるが、レースディレクターへの負担は以前と比べるとやや軽減されているのだ。
マルケスの傍らには4人のスタッフがつくほか、トラックリミットの検知やスチュワード関連の問題などについては技術部門やIT部門からの支援も受けられる。またFIAはリモートオペレーションにも力を入れており、レースウィークには4~6人のサポートが受けられるという。
なお、ここ数日でFIAを去った要職はタンだけではない。長きにわたってFIAのレーススチュワードを務めたティム・メイヤーもFIAを去ったことが明らかになっている。
メイヤーは、かつてマクラーレンF1の黎明期にチームを率いたテディ・メイヤーの息子。FIAでは15年働き、アメリカではFIAテクニカルデリゲートを務めた。彼の退任の背景について公式な声明は出されていないが、F1アメリカGPで観客がコースに進入した一件でFIAのモハメド・ベン・スレイエム会長との間に緊張関係があったのではないかと言われている。
FIAはここ最近、人員の流出が顕著だ。ウィティヒの解任以前には、広報部長のルーク・スキッパー、モビリティ担当事務局長のヤコブ・バングスガードが相次いで離脱。他にも、昨年末にはスポーティングディレクターのスティーブ・ニールセンやシングルシーター技術部長のティム・ゴスらが辞任している。
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