現在位置: carview! > ニュース > ニューモデル > 作り込みまでスペシャルティ!ホンダ 新型プレリュードのデザインが公開

ここから本文です

作り込みまでスペシャルティ!ホンダ 新型プレリュードのデザインが公開

掲載 24
作り込みまでスペシャルティ!ホンダ 新型プレリュードのデザインが公開

車種別・最新情報 [2025.04.02 UP]


作り込みまでスペシャルティ!ホンダ 新型プレリュードのデザインが公開
文と写真●ユニット・コンパス

ホンダ 新「プレリュード」プロトタイプ、インテリア世界初公開 F1プレイベントで

  この記事が公開されるのは、いよいよ今週末に迫ったF1 日本グランプリを前に開催されるイベント「F1 TOKYO FAN FESTIVAL 2025 PRE-EVENT」で新型プレリュード(プロトタイプ)が観衆の前でパレード走行するタイミングとなります。

 そうそう! 今年のF1 日本グランプリは本当に見逃せません。F1ドライバーの角田裕毅選手がトップチームであるレッドブルに昇格し、前年の世界王者であるマックス・フェルスタッペン選手のチームメイトとして同じマシンで参加することが決定したからです。長くなるのでこれくらいにしておきますが、本当に興奮する状況です。ホンダはレッドブルのマシンにパワーユニットを提供する形で参戦しています。ぜひ一緒に、ホンダと角田選手の活躍を応援しましょう!


ついに市販版デザインを公開! 目指したのはグライダーのような爽快な世界観

ホンダ プレリュード(プロトタイプ)
 話をプレリュードに戻します。2023年のモビリティショーでコンセプトが出品され、2025年の東京オートサロンではカスタマイズされた姿で展示されていた新型プレリュードですが、いよいよ市販版に近い姿としてお披露目されました。取材車両はプロトタイプですが、基本的なデザインや仕様は市販モデルと同じ。さらにこれまで見られなかったインテリアについても初公開となります。

 改めて新型プレリュードとはどんなクルマなのかを解説します。今回の取材会で開発チームに直接話を聞くことができたのですが、クルマのキャラクターを決めるうえで空を飛ぶグライダーが大きなヒントになったようです。

 ホンダの作るクーペということでシビック タイプRのような辛口のスポーツカーをイメージする方もいるかもしれません。ですが、プレリュードが目指したのは「どこまでも走りたくなるような爽快なクルマ」とのこと。もちろん、スポーティな走りも楽しめるようですが、メインの舞台となるのは公道で、一緒に出かけたひとと特別な時間を過ごせるようデザインや性能を作り込んだということです。


ホンダ プレリュード(プロトタイプ)

特別感のあるインテリア。職人技を感じさせるディテールが満載

ホンダ プレリュード(プロトタイプ)
 それを象徴するのが、今回公開されたインテリア。 最近のホンダ車に共通するシートからの見晴らしのよさはそのまま、クーペらしいプライベート感や特別な雰囲気を漂わせる作り込みが特徴です。

 とくに目を引いたのがセンターコンソールの作り込みで、ドライブセレクタースイッチが集まるコントロール部分を中心にホンダの「H」を思わせるデザインになっています。造形も凝っているのですが、表面がレザー仕上げで切り返し部分はダブルステッチ仕上げ。しかもこのダブルステッチは2色づかい。これは特別なひとと一緒に走るという車両コンセプトを色で表現したそうです。


ホンダ プレリュード(プロトタイプ)
 また、シートにも工夫が。ドライバーズシートはサポート性を重視してクッションの硬さなどが設計されているのに対して、助手席側は同じようなデザインながらも乗り降りしやすいように仕上げているとのこと。クーペはSUVなどに比べてシートの着座位置が低いため、乗り降りにコツが必要ですからね。こういうところは嬉しいです。そうそう、嬉しいといえば助手席に座ると目の前に見える「Prelude」のロゴ。これも刺繍で仕上げられているんです。あまり量販車ではみることのないアイデアで、ここでも特別感を味わうことができます。


ホンダ プレリュード(プロトタイプ)
 ちなみにプレリュードは小さいながらも後席が用意されていて、いざというときには4人乗りも可能。後席の背もたれを倒してみたところ荷室はほぼフラットになりました。これならゴルフバッグなどのある程度長さのある荷物も搭載できそうですね。クーペだからこそ実用性は大事!


「タイプS」も「SiR」もこれ1台で!? ドライブモードでクルマのキャラが変化

ホンダ プレリュード(プロトタイプ)
 気になる走行性能についてはまた時期を改めて情報公開されるとのことで、今回は詳しいことを聞くことはできませんでした。しかし、質問に答えてくれた情報をまとめると、エンジンはハイブリッド(e:HEV)で新開発の「ホンダ S+シフト」を搭載。開発責任者の山上智行氏によれば、「わたしもMT車の運転が好きですが、ここまでクルマが上手にシフトチェンジしてくれるなら、クルマ任せでいいと思えるほどの仕上がりになりました」と胸を張ります。

 また、足まわりの部品は基本的にシビック タイプRと同じで、デュアルアクシス・ストラット・サスペンションと電子制御ダンパーの組み合わせ。しかしセッティングは専用で、街中や高速道路、ワインディングといった幅広いシーンで、快適かつ爽快さを感じられるものに仕立てているのだとか。それを実現しているのが電子制御技術で、パワートレインの制御も統合的にコントロールすることで、「モードを切り替えると違うグレードのクルマに乗っているようなキャラクターチェンジが楽しめます」というから楽しみです。


ホンダ プレリュード(プロトタイプ)
 新型プレリュードは、クルマ好きはもちろん、女性を含めた幅広いユーザーがターゲット。「たとえば母と娘でプレリュードで旅行をしていただく。そんな使い方を楽しんでいただきたい」と山上さんは語ります。

 かつての歴代プレリュードがそうであったように、クーペの魅力は速く走るだけではありません。むしろ現代にあっては、周囲の交通と調和しながらも運転が楽しいと感じられるようなクルマが求められるはずです。山上さんを始めとした開発チームの方々と話をしていくと、ホンダがなぜプレリュードを現代に甦らせたのかがわかってきました。令和のスペシャルティカーとして、新型プレリュードがたくさんの愛を育むクルマとなるのか。2025年秋とされる発売が楽しみです。


【キャンペーン】第2・4 金土日はお得に給油!車検月登録でガソリン・軽油7円/L引き!(要マイカー登録)

こんな記事も読まれています

ポルシェ「911スピリット70」 70'sオマージュがアツい限定カブリオレ
ポルシェ「911スピリット70」 70'sオマージュがアツい限定カブリオレ
グーネット
ホンダ新型「プレリュード」25年秋発売! 斬新「FFクーペ×ハッチバック」がスゴすぎる! “おふたりさま向けデートカー”に設定された「謎の後席」座り心地はどうなのか?
ホンダ新型「プレリュード」25年秋発売! 斬新「FFクーペ×ハッチバック」がスゴすぎる! “おふたりさま向けデートカー”に設定された「謎の後席」座り心地はどうなのか?
くるまのニュース
レクサス 新型「ES」世界初公開!先進性あふれるシステム&デザインに注目【動画あり】
レクサス 新型「ES」世界初公開!先進性あふれるシステム&デザインに注目【動画あり】
グーネット
アウトドア好きから支持されたSUV、スバル フォレスターヒストリー【名車の生い立ち#12】
アウトドア好きから支持されたSUV、スバル フォレスターヒストリー【名車の生い立ち#12】
グーネット
メルセデス・ベンツ「Cクラス」 “スポーティ”と“ラグジュアリー” 対照的な新モデル追加
メルセデス・ベンツ「Cクラス」 “スポーティ”と“ラグジュアリー” 対照的な新モデル追加
グーネット
メルセデスAMG「C63S E」マットカラー&エアロパーツがクール!レーシーな限定車
メルセデスAMG「C63S E」マットカラー&エアロパーツがクール!レーシーな限定車
グーネット
アルピナB3 GTはクルマ趣味人が最後に辿り着く桃源郷【工藤貴宏】
アルピナB3 GTはクルマ趣味人が最後に辿り着く桃源郷【工藤貴宏】
グーネット
マツダ 新型電動SUV「EZ-60」公開 PHEVは“航続1000キロ以上”のスペックに
マツダ 新型電動SUV「EZ-60」公開 PHEVは“航続1000キロ以上”のスペックに
グーネット
グーマガ 今週のダイジェスト【4/19~4/25】新型「エルグランド」をチラ見せ!
グーマガ 今週のダイジェスト【4/19~4/25】新型「エルグランド」をチラ見せ!
グーネット
ホンダ 中国向けEV第2弾「GT」世界初公開 “2つのホンダ”が放つ好対照の2モデル
ホンダ 中国向けEV第2弾「GT」世界初公開 “2つのホンダ”が放つ好対照の2モデル
グーネット
「運転が苦手、だから日産の技術を信じて選びました」オーナーが日産 サクラを本音で語る|PR
「運転が苦手、だから日産の技術を信じて選びました」オーナーが日産 サクラを本音で語る|PR
グーネット
レクサス新型「ES」世界初公開! 最速で「徹底解説!」 開発キーマン2人に直撃! デザイン・パワトレ、そして走り… 次世代セダンの開発秘話とは
レクサス新型「ES」世界初公開! 最速で「徹底解説!」 開発キーマン2人に直撃! デザイン・パワトレ、そして走り… 次世代セダンの開発秘話とは
くるまのニュース
ツーリングワゴンの消滅は事件だった!! スバル6代目レガシィ世界初公開の速報をプレイバック【ベストカーアーカイブス2014】
ツーリングワゴンの消滅は事件だった!! スバル6代目レガシィ世界初公開の速報をプレイバック【ベストカーアーカイブス2014】
ベストカーWeb
日産 新型EVセダン「N7」市販モデル披露 中国発売へカウントダウン
日産 新型EVセダン「N7」市販モデル披露 中国発売へカウントダウン
グーネット
クラウンエステート クラウンの品格を持ちながらアクティブな使い方を目指したエステート【試乗記】
クラウンエステート クラウンの品格を持ちながらアクティブな使い方を目指したエステート【試乗記】
Auto Prove
【中国】ホンダ新型「GT」発表! 斬新ライトの「本格5ドアスポーツ」は迫力がスゴイ! ワイド&ローの「角ばりボディ」採用した“若者向けモデル”発売へ!
【中国】ホンダ新型「GT」発表! 斬新ライトの「本格5ドアスポーツ」は迫力がスゴイ! ワイド&ローの「角ばりボディ」採用した“若者向けモデル”発売へ!
くるまのニュース
レクサスが上海モーターショーで新型セダン「ES」を公開、HEVとBEVをラインアップ
レクサスが上海モーターショーで新型セダン「ES」を公開、HEVとBEVをラインアップ
@DIME
間違いなく「買い」! サイズアップで歴代初の3ナンバー車も魅力は変わらず! 3代目ミニ海外試乗プレイバック【ベストカーアーカイブス2014】
間違いなく「買い」! サイズアップで歴代初の3ナンバー車も魅力は変わらず! 3代目ミニ海外試乗プレイバック【ベストカーアーカイブス2014】
ベストカーWeb

みんなのコメント

24件
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

168 . 3万円 249 . 3万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

58 . 0万円 398 . 0万円

中古車を検索
ホンダ プレリュードの買取価格・査定相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

168 . 3万円 249 . 3万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

58 . 0万円 398 . 0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村