レッドブルのマックス・フェルスタッペンは、セッション最終盤に嵐が襲ったF1サンパウロGPの予選でポールポジションを獲得。フェルスタッペン曰く、予選中に雨が降ることは予想していたものの、それがいつ降り始めるのか分からず苦労したという。
フェルスタッペンはサンパウロGPの予選Q1、Q2いずれも2番手で通過。Q3では、1回目のアタックを終えたところで首位に立っていた。
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しかしその後、舞台のインテルラゴス・サーキットには嵐が襲来。上空は真っ暗になり、風が強まり、そして豪雨がサーキットを濡らした。雷も鳴った。
この結果セッションは赤旗中断となり、天候の回復が見込めないとして、そのままセッションが終了されることが宣言された。
強い雨雲がサーキットに近づいていることは、雨雲レーダーにも捉えられていた。そのためフェルスタッペンは、予選中に雨が降ることを予想していたという。しかしながら、その雨がいつ降るかは分からなかったと明かした。
「予選で、いつ雨が降ってくるのか分からなかった。でも、予選中に降るとは思っていたんだ」
フェルスタッペンはそう語った。
「これは異常気象だ。ちょうどシャルル(ルクレール/フェラーリ)と話していたところだけど、最悪の状況だった」
「風が変わり始め、そして次第にすごく強くなった。そのせいでかなりラップタイムに影響があった。最後のアタックは目まぐるしかったよ」
昨年のサンパウロGPでフェルスタッペンは苦戦。メルセデスにシーズン唯一の勝利を許してしまった。
しかしフェルスタッペン曰く、今年は昨年以上の戦いができると確信しているという。
「今回のパフォーマンス差は、とても小さいみたいだね。予選の時点でそれが分かるよ。レースでも、同じようになることが予想される」
そうフェルスタッペンは言う。
「タイヤのデグラデーション(性能劣化)は常に大きい。だから、それをどうマネジメントするかが重要になるはずだ」
「昨年、僕らはそれを正しく理解できなかった。でも今年は少し良くなったと思う」
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