電気自動車になってもワインディングが楽しい
2025年モデルとして大幅な進化を遂げたスバルのBEV『ソルテラ』。走りの質感や航続距離、さらには充電性能まで改善されています。
【画像】ラリードライバー新井敏弘が全開走行!改良版スバル・ソルテラの実力とは 全81枚
モーターの出力はFWDモデルで150kWから165kWへ、AWDモデルでは160kWから252kWへと向上しており、加速性能の向上が体感できます。発進直後のトルクの立ち上がりが非常にスムーズで、従来モデルより出だしが軽やかになった印象を受けました。
今回は新旧を乗り比べる機会も得ました。改良後、改良前、改良後の順で乗ることになり、まず感じたのは『動作のひとつひとつがスムーズで、乗り心地が良い』ということです。「先代同様、電気自動車になってもワインディングが楽しいな」と思いながら1回目の試乗を終えました。
ところが、次に改良前モデルへ乗り換えた瞬間、驚きました。「あれ? 改良前のソルテラも気持ちよく加速し、ハンドリングも良く、ワインディングを楽しく走れるはずなのに……」という戸惑いを覚えたのです。これは裏を返せば、それだけ改良後モデルの完成度が高いという証拠でもあるでしょう。
改良後モデルはステアリング操作への応答性も磨かれており、特に中速域のコーナリングでは車体が自然に向きを変えます。低重心パッケージに加え、前後の駆動力配分制御がより緻密になったことで、BEVでありながらも『4輪でしっかり路面を掴んでいる』というスバルらしさが、よりはっきりと伝わってきます。
さらに、航続距離の向上も見逃せません。摩擦損失の低減やバッテリーセル容量の拡大により、実走行でもおおむね20%前後の改善が感じられました。
加えて、新採用の『バッテリープレコンディショニング機能』によって冬季の急速充電時間が短縮される点は、日常使用における安心感にも直結します。
新井敏弘選手の全開走行が映し出す真価
続いて体験したのは、新井敏弘選手による同乗走行です。今回の会場である群馬サイクルスポーツセンターの特性を熟知したラリードライバーならではのハンドリングは圧巻で、同じソルテラでも自分で走らせた時とはまるで別のクルマのように感じられました。
この日はあいにくの雨でしたが、新井選手はスタート直後から迷いなくアクセルを踏み込み、群馬の山をすごい勢いで駆け上がっていきます。数秒で速度は3桁に達し、コーナー進入ではブレーキングでしっかり減速しつつ、車体の姿勢を乱さずにスムーズに旋回へとつなげていきます。
この一連の流れには違和感ももたつきもなく、自分の重心軸が綺麗な円を描きながらつながっていくような感覚がありました。ハイスピードでありながら、その滑らかさにただ驚くばかりです。
雨の中の高速走行であっても恐怖感はありませんでした。新井選手への信頼はもちろんですが、ソルテラの車内が非常に静かで、気づけば速度感を失っていたことも大きいと感じます。ストレートからコーナーへのつなぎがシームレスで、路面の荒さを巧みにいなすサスペンションの動きも相まって、安定感が勝っていました。
あらゆる路面で正確にトラクションを確保する姿は、まさに『次世代のスバルAWD』そのものです。
今回の同乗走行を通して、ソルテラは単なるEVではなく、スバルが長年培ってきた『走る愉しさ』を電動時代へと確かに受け継ぐモデルであることを改めて強く実感しました。
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