■新型「キャラバン」は何が変わった?
2021年10月20日に日産は、ビックマイナーチェンジをおこなった新型「キャラバン」(ガソリン車)を発売しました。
なお、今回のビッグマイナーチェンジより、ガソリン車は車名を「NV350キャラバン」から「キャラバン」に変更しています。
アルファードを超える! 5m超の日産9人乗りワゴン「NV300」登場
現行キャラバン(E26型)は、2012年6月のフルモデルチェンジ以降、年間2万5000台前後の販売台数を維持し、多くのユーザーから支持されているといいます。
その要因として、クラスNo.1となる3050mmの荷室長による広く使い勝手の良い荷室空間や「インテリジェント エマージェンシー ブレーキ」などの先進安全技術などが評価されているといいます。
また、ワークユースのみならず、レジャーや趣味などを楽しむユーザーからも多く支持されています。
新型キャラバンのエクステリアは、フロントグリルとフロントバンパーを刷新し、よりダイナミックで力強く、存在感のあるデザインとしました。
また、ボディカラーの一部には、日常使用で生じるスリキズなど塗装表面の劣化を防ぐ塗料である「スクラッチシールド」を採用。
スクラッチシールドは、キズが付きづらいうえにキズが付いた場合でも、時間と共にキズが生じる前に近い状態に修復します。
インテリアは、黒を基調とし、落ち着いた雰囲気を演出。運転席は、先進的で視認性、操作性を大幅に向上した新型ファインビジョンメーター(5インチTFTディスプレイ付)を採用しました。
ステアリングは新形状のD型(Dシェイプ)を採用し、シートトリムには生地を刷新するなど、内装も大幅に変更しています。
仕事で使用する場合、中立姿勢を維持し長時間のドライブでする機会が多いことから、疲労を軽減する「スパイナルサポート機能付きシート」を全車標準装備。
合わせて、運転席と助手席のシートバックとクッションには、シートヒーターを装備するなど快適性も向上しました。
さらに、昨今の衛生意識の高まりに対応するため、シート表皮にウイルスや菌の増加を抑制する抗菌加工を施したシートバックとクッションを全車に採用したほか、ステアリングのグリップ部分にも抗菌加工の素材を使用しています。
安全面では、新型キャラバン(ガソリン車)が「セーフティ・サポートカーS<ワイド>(サポカーS<ワイド>)」の対象となり、安全性能を大幅に強化。
今回、全車標準装備となる「インテリジェント エマージェンシーブレーキ」は、天候や周囲の明るさに左右されにくいミリ波レーダーとカメラのフュージョン方式により、歩行者の検知も可能です。
さらに、「インテリジェントルームミラー」をEXグレード以上に標準装備すると共に、EXグレード以上に標準装備している「インテリジェント アラウンドビューモニター」の機能性を向上させました。
走行面では、2.5リッターガソリン車(ワゴン、バン、チェアキャブ)の一部に4WDを追加。
ATは従来の5速から7速に多段化し、ワイドレンジによって動力性能と燃費性能の両立を実現することで、高速走行時の静粛性向上に寄与しています。
さらに、追加されたマニュアルシフトモードにより、意のままのドライビングや運転疲労軽減を実現しています。
一方で今回のビッグマイナーチェンジでは、マニュアルトランスミッションを廃止しています。
また、ビッグマイナーチェンジに合わせて特別仕様車「キャラバンPROSTYLE」を追加しました。
新型キャラバンPROSTYLEは、エクステリアとアクティブなインテリアを施したワンランク上のプロ仕様モデルです。
エクステリアは、15インチの専用アルミホイールをはじめ、存在感を高めるルーフスポイラーなどを採用。
インテリアにはアクティブな用途にも大変便利な防水シートを採用したほか、柔らかで質感のあるシートは、雨の日の作業や、レジャーで使用する際にも非常に便利です。
※ ※ ※
新型キャラバンのグレード展開では、最上級グレードである「GRANDプレミアム GX」をバンに新設定。
マイナーチェンジ前の「DX EXパッケージ」に装備を強化し、新しく「EX」グレードを追加しています。
新型キャラバンの価格(消費税込み)は、2リッター車(バン/ロングボディ/低床/標準ルーフ/2WD)の「DX」グレードの241万2300円から2.5リッター車(ワゴン/スーパーロングボディ/低床/ハイルーフ/4WD)の「GXグレード」の409万7500円。なお、PROSTYLEは、311万7400円から334万700円です。
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
四国と関西をつなぐ「紀淡海峡大橋」はいつできる? 新たな本四連絡橋で関西圏に環状道路網の誕生なるか。
既存モデルの新車の「バックカメラ」が5月から義務化されます 本当にバック事故対策になるのでしょうか?
ホンダ新型「“スポーティ”セダン」世界初公開! 斬新ハンドル&モニター&鮮烈“レッド内装”採用! ド迫力ボディがカッコイイ「GT C」登場
ホンダ 新型「プレリュード」まもなく復活!? 次期型“流麗クーペ”は「デートカー」それとも「スポーツカー」? 歴代初の「タイプR」登場はあるのか
かつて全盛だった「ステーションワゴン」なぜ人気低下? 国産ワゴンは絶滅寸前!? それでもワゴンが良い理由とは
みんなのコメント
ディーゼルがどうなるか興味ありあり(^-^)