2026年の鈴鹿8耐は悪天候によりトップ10トライアルが中止され、前日の予選結果からHonda HRCがポールポジションとなった。このことについて同チームのジョナサン・レイは「納得している」という。
鈴鹿8耐は予選でのトップ10チームが、その翌日にひとりずつアタックを行なうスーパーポール形式の予選となるトップ10トライアルに進出する。ここでの限界まで攻めたアタックは会場を大いに盛り上げるセッションとなってきた。
■鈴鹿8耐、雨天でトップ10トライアルが中止。初日予選結果でグリッドが決定……ホンダHRCがポールポジションへ
ただ2026年はこのトップ10トライアルが中止となった。週末に予報されていた通り、トップ10トライアルの前から雨が降り出してしまったせいだ。均一なコンディションでの走行が見込めないことがその理由であるが、トップ10トライアルに向けた準備は活かされることなく終わってしまった。
代替のセッションも行なわれないため、グリッドは初日の予選結果をもとに決定され、ファクトリー参戦のHonda HRCがポールポジションとなった。
初日の予選では2分4秒台の走りを見せたWSBKレジェンドのジョナサン・レイは、トップ10トライアル中止には納得しているという。
レイは「僕はトップ10トライアルがとても好きだし、楽しみにしていた。ただ今日のような天候だと、(もし実施すれば)全員にとってフェアじゃないという部分もあったから、緊張もしていたんだ」と記者会見で語った。
「もしやるとなっても、少し厳しいと思っていた。だから昨日の(予選)タイムで決まることには納得しているよ」
そして個人として鈴鹿8耐の最多勝記録更新も狙うチームメイトの高橋巧は、決勝に向けて「自信がある」という。
「どこのチームも、レギュラーチームに限らず、みんな速いことは分かっています。ですが僕以上に鈴鹿を走っているひとはいないと思うので、当然自信もありますし、それをマシンに反映しているつもりです」
決勝日が雨予報であることについても高橋は「レイもチャントラ(ソムキアット・チャントラ)も(テストで)ウエットで問題なく乗ってくれていたので、あまり心配はしていません」と話す。
「自分たちができることを最大限出し切っていけば、結果もついてくると思います」
チャントラは初の鈴鹿8耐に向け、「心配していない」と語る。
「昨日の予選で改めて僕たちのチームはとても強いなと感じられた。決勝レースが長丁場だし、一番大事だけれど、僕たちには良いタイヤがありマシンも速いからもう心配はしていないよ」
会見の最後、レイはレースに向けて次のように語り、笑いを誘った。
「僕たちはミスターヤング(チャントラ)、ミスタータレント(高橋)、そして僕ミスターオールドの3人で、頑張ってどうにか乗り越えたいね」
Honda HRCは明日勝利すれば5連覇となるが、雨も予想されるなかで勝利を掴むことはできるだろうか?
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