現在位置: carview! > ニュース > ニューモデル > アウディが電気自動車の新型SUVクーペ「e-tronスポーツバック」の日本導入を9月に実施すると予告

ここから本文です

アウディが電気自動車の新型SUVクーペ「e-tronスポーツバック」の日本導入を9月に実施すると予告

掲載 更新 13
アウディが電気自動車の新型SUVクーペ「e-tronスポーツバック」の日本導入を9月に実施すると予告

アウディの電気自動車“e-tron”シリーズの新型SUVクーペ「e-tronスポーツバック」が日本市場で9月17日に発表されるとアナウンス。サポーターには柴咲コウさんを起用

 アウディ・ジャパンは7月31日、電気自動車のe-tronファミリーの新型SUVクーペ「e-tronスポーツバック(e-tron Sportback)」を日本市場で9月17日に発表すると予告した。

アウディがe-tronファミリーの新型SUVクーペ「e-tronスポーツバック」の欧州発売を予告

 アウディのBEV(バッテリー エレクトリック ビークル)戦略の中核を担う新型EVのe-tronスポーツバックは、本国で「55クワトロ(55 quattro)」と「50クワトロ(50 quattro)」グレードを設定するが、日本市場にはまず「55クワトロ」が導入される。パワーユニットには通常で最高出力265kW/最大トルク561Nm、ブーストモード使用時で同300kW/664Nmを絞り出す電気モーターを前後アクスルに搭載し、電動4輪駆動を構成。0→100km/h加速は通常で6.6秒、ブーストモード使用時で5.7秒に達し、最高速度は電子的に200km/h制限とした。
 駆動用バッテリーには95kWhの大容量を確保したリチウムイオンバッテリーを採用し、パッセンジャーセルの下に幅広い平らなブロックとして設置される。航続可能距離は最大400km以上を実現した。一方、充電については普通AC(交流 200V)充電器と、主として公共の急速DC(直流)充電器に対応する。公共の充電器としては、全国に設置されているCHAdeMO規格の急速充電器(出力50kWまで)を利用可能。しかもe-tronスポーツバックでは、通常SOC(使用可能電力量)のゼロから100%まで最大出力で充電し続けることはできず、バッテリーを保護するためにはセルの温度や充電状態によって充電速度を落とさなくてはならないところ、非常に優れたバッテリー制御と温度管理により、急速充電器の場合でも満充電に近いレベルまで高速の充電スピードを維持できるシステムに仕立てている。

 なおアウディ・ジャパンでは、より先進的にCO2削減へコミットできるよう、再生可能エネルギーを供給する「自然電力株式会社」と連携し、e-tronオーナーへの特典を用意。e-tronの購入にあたって自然電力が提供する「自然電力のでんき」との契約を結んだオーナーには、毎月1000円の電力料金割引が1年間提供される。また、発売時に52店舗を予定しているe-tronを取り扱う販売店に対しても、実質自然エネルギー100%の電力の使用を奨励する計画だ。そして、アウディ・ジャパンではe-tronの導入に即してAudi Charging Serviceを設定(1年目のみ無料、その後は5000円/年)。このサービスで提供される充電カードは全国約7800カ所の急速充電器のうち約86%をカバーする「合同会社 日本充電サービス(NCS)」加入の充電器で利用可能である。

 エクステリアに関しては、エレガントかつ筋肉質な4ドアSUVクーペのフォルムを纏ったことが特徴。細部のデザインも印象的で、フロント部にはプラチナムグレーで彩った開口部が極少の八角形シングフレームグリルやデイタイムランニングライトとして機能するマトリクスヘッドライト下端の4本のデザインエレメントなどを、サイドビューにはエネルギーセンター=駆動用バッテリーのある場所を暗示するシルに配したブラックパネルなどを、リアセクションにはエグゾーストテールパイプがないことを示す幅広の専用ディフューザーなどを組み込む。また、サイドミラーには革新的なバーチャルエクステリアミラーを装備した。ちなみに、本国仕様のボディサイズは全長4901×全幅1935×全高1616mm/ホイールベース2928mmに設定している。

 内包するインテリアでは、デザインとテクノロジーがシームレスに融合した、エレガントなラウンジのような雰囲気を創出する。インストルメントパネルは左右いっぱいに弧を描いて伸び、運転席側にはバーチャルコックピットのカバーを一体化。そのディスプレイは、空間に浮いているようなアピアランスで演出している。

こんな記事も読まれています

”宙ぶらりん”の来季WRCレギュレーション。変更望むFIAにマニュファクチャラーが反発か
”宙ぶらりん”の来季WRCレギュレーション。変更望むFIAにマニュファクチャラーが反発か
motorsport.com 日本版
スズキ新型「高級SUV」発表! 「絶対“スピード違反”させないマシン」搭載! 900万円超えの「アクロス」伊に登場
スズキ新型「高級SUV」発表! 「絶対“スピード違反”させないマシン」搭載! 900万円超えの「アクロス」伊に登場
くるまのニュース
先端を交換できる「差し替え式ピックツール」が発売!
先端を交換できる「差し替え式ピックツール」が発売!
バイクブロス
【セミナー見逃し配信】※プレミアム会員限定「CES2024などに見るSDV・HMIやAI統合に向けたグローバルトレンド」
【セミナー見逃し配信】※プレミアム会員限定「CES2024などに見るSDV・HMIやAI統合に向けたグローバルトレンド」
レスポンス
スーパーGT第2戦富士のエントリーリストが発表。GT300の12チームが第3ドライバーを登録
スーパーGT第2戦富士のエントリーリストが発表。GT300の12チームが第3ドライバーを登録
AUTOSPORT web
【スクープ】最高出力は444psから671psにアップ!? アウディRS4アバント後継の電動ワゴンとなる「RS5 アバント」は攻撃的なデザインで登場か?
【スクープ】最高出力は444psから671psにアップ!? アウディRS4アバント後継の電動ワゴンとなる「RS5 アバント」は攻撃的なデザインで登場か?
LE VOLANT CARSMEET WEB
【特集:最新SUV「絶対試乗!」主義(1)】レクサスGX550オーバートレイルへはすべてで期待を上まわる
【特集:最新SUV「絶対試乗!」主義(1)】レクサスGX550オーバートレイルへはすべてで期待を上まわる
Webモーターマガジン
HKSからトヨタ「GRカローラ」用の新車高調が登場! 「HIPERMAX(ハイパーマックス) R」は街乗りからサーキットまで対応
HKSからトヨタ「GRカローラ」用の新車高調が登場! 「HIPERMAX(ハイパーマックス) R」は街乗りからサーキットまで対応
くるまのニュース
富士スピードウェイで開催されたモーターファンフェスタ2024に2万5000名以上が来場
富士スピードウェイで開催されたモーターファンフェスタ2024に2万5000名以上が来場
AUTOSPORT web
TokyoCamp の防炎タープ「ブラックフェニックスタープ」抽選販売受付がスタート!
TokyoCamp の防炎タープ「ブラックフェニックスタープ」抽選販売受付がスタート!
バイクブロス
損傷を被ったピアストリ、玉突き事故の原因を作ったストロールに批判的「あの状況で他の誰も衝突していない」F1中国GP
損傷を被ったピアストリ、玉突き事故の原因を作ったストロールに批判的「あの状況で他の誰も衝突していない」F1中国GP
AUTOSPORT web
トーヨータイヤ、SUV向け「オープンカントリー」2製品でサイズを追加
トーヨータイヤ、SUV向け「オープンカントリー」2製品でサイズを追加
日刊自動車新聞
トヨタが「新型SUV」実車展示! 大人2人余裕な豪華「車中泊仕様」のランクル250!? 注目度高い
トヨタが「新型SUV」実車展示! 大人2人余裕な豪華「車中泊仕様」のランクル250!? 注目度高い
くるまのニュース
【SBK第3戦オランダ】代役出場のニコラス・スピネッリがレース1、ラズガットリオグルがレース2を制覇
【SBK第3戦オランダ】代役出場のニコラス・スピネッリがレース1、ラズガットリオグルがレース2を制覇
バイクのニュース
あれさえなければ……ペレス、F1中国GPはセーフティカー出動でレッドブル1-2のチャンス失う「挽回のためタイヤを使いすぎた」
あれさえなければ……ペレス、F1中国GPはセーフティカー出動でレッドブル1-2のチャンス失う「挽回のためタイヤを使いすぎた」
motorsport.com 日本版
【ポイントランキング】2024年WEC第2戦イモラ終了時点
【ポイントランキング】2024年WEC第2戦イモラ終了時点
AUTOSPORT web
イタリアーンないすゞ車?! 当時の国産車の倍もしたのにヒットしたクルマ いすゞ117クーペがオシャレすぎた!
イタリアーンないすゞ車?! 当時の国産車の倍もしたのにヒットしたクルマ いすゞ117クーペがオシャレすぎた!
ベストカーWeb
「XSR900GP外装セット」が予約受付開始! 1980年代のレースシーンを彷彿とさせる外装セット2種類は2024年9月発売予定
「XSR900GP外装セット」が予約受付開始! 1980年代のレースシーンを彷彿とさせる外装セット2種類は2024年9月発売予定
モーサイ

みんなのコメント

13件
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

1105.01397.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

430.0999.9万円

中古車を検索
e-tron スポーツバックの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

1105.01397.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

430.0999.9万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離(km)

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村