■なぜ売れ行き好調?三菱「軽EV」の魅力とは
2022年6月から販売を開始した、軽自動車規格の電気自動車(EV)三菱「eKクロスEV」が、好調な売れ行きを見せています。
同社の2022年度の販売台数報告によると、三菱「eKクロスEV」の累計販売は7657台。さらに2023年5月30日に同社が発表した2023年4月単月での販売実績によると、eKクロスEVの4月における販売台数は533台。
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これは三菱の日本国内における同期間の販売台数3824台の13.9%に相当し、いわば三菱の新車が100台販売された場合、そのうち14台がeKクロスEVとも言える状況です。
このように今や三菱を支える存在とも言えるeKクロスEVですが、一体なぜこんなに販売が好調なのでしょうか。
現在、日本における新車販売の約4割は「軽自動車」が占めており、とくに地方ではクルマは生活必需品となっているため、1人が1台のクルマを所有することも珍しくありません。
そんな環境もあって、維持費の安い軽自動車の需要がますます高まっているのですが、そこで注目を浴びたのが軽自動車のEVであるeKクロスEVです。
主に生活圏の範囲の中で活躍する軽自動車の特性を重視し開発されたeKクロスEVは、バッテリー搭載量を抑えたことで、航続可能距離を最大180kmに設定。
この値は、普通車規格である他のEVと比較すると少ないように思えますが、じつは軽自動車ユーザーの半数以上は1日の走行距離が30km未満だという調査結果もあり、仮に1日30km以下の走行であれば、1回の充電でも5日はバッテリーの電力が足りる計算になります。
しかも充電は、給電設備さえあれば自宅でも可能です。ガソリンスタンドの閉店が問題になっている地方の足としては、ガソリン車の軽自動車よりも使い勝手に優れた存在になり得るのです。
もちろんこれはあくまでも計算上の話。実際には使い方により大きく異なりますが、バッテリーサイズを抑えたeKクロスEVは、自宅での充電(普通充電)も約8時間で完了します。
寝ている間に充電できてしまう訳で、多くのユーザーの用途にも十分対応が可能でしょう。
さらにEVの車両価格を大きく左右するバッテリーの容量を抑えたことで、車両価格も254万6500円からと低価格に設定できました。
これにくわえて、国のEV普及促進を目的とした「クリーンエネルギー自動車導入促進補助金」が55万円支給されます。
さらに居住地が東京都の場合には、さらに自治体の補助金が45万円、自動車メーカー別の上乗せ補助額が10万円、再エネ電力導入の場合にはさらに15万円の補助がおこなわれ、そのほか税制の優遇も加えると最大126万5600円の優遇を受けることが可能となります。
このことから、実質的な販売価格は約180万円にもなり、通常の軽自動車とほぼ変わらない価格で使い勝手の優れる最新のEVを手に入れることが可能なのです。
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EVは、給油のために遠くのスタンドまで移動する必要もありません。自宅駐車場などに充電口を用意できるユーザーなら、今後軽EV導入を検討してみるのも良いかもしれません。
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みんなのコメント
と思ったけど、国産車だから良しとして
海外EV車の補助金は一切なしで。
海外EVは排除で