独ポルシェAGは2025年2月12日(現地時間)、仏ミシュランSCAとタッグを組んで開発した911 GT3 RS(992)用の新ウェットタイヤ「ミシュラン パイロットスポーツ S 5(Michelin Pilot Sport S 5)」を発表した。
共同開発の証である“N0”の承認コードを付けたミシュラン パイロットスポーツ S 5は、既存のドライ用UHP(ultra-high-performance)タイヤであるミシュラン パイロットスポーツ カップ2 R(Pilot Sport Cup 2 R)のカウンターパートに位置し、雨天時や低温時のサーキット走行向けに、トレッドパターンやコンパウンドなどを特別に設計する。開発は2022年にスタートし、フランスのクレルモンフェランのミシュラン本社から北へ10kmほど上がったラドゥ(Ladoux)に居を構えるミシュラングループのテクノロジーセンター内で実施。また、ポルシェのブランドアンバサダーであるヨルク・ベルクマイスター(Jörg Bergmeister)氏がワークスドライバーとしての長年の経験を活かして、タイヤの微調整に貢献する。
サーキット走行で最大のエアロダイナミクスを発揮するポルシェ911GT3 RSのパフォーマンスキットが登場
トレッドパターンはハイドロプレーニング特性の最適化を目的に、深さ7.4mmの4つの大きな溝を刻んで排水性を強化。一方でコンパウンドのゴムは、シリカの割合を増やして濡れた路面でのグリップを高めるとともに、動作温度の素早い上昇を達成する。また、タイヤカーカスの素材構成と形状にも改良を施し、ストレートとコーナーの両方で接地面積を最適化した。気温としては、5~15度の条件で最適な特性を発揮するようセッティング。さらに、操舵時の高い制御と予測可能性も実現し、同時に優れた耐摩耗性も確保した。
テスト走行は前述のテクノロジーセンター内のテストコースのほか、ドイツのニュルブルクリンクやポルトガルのポルティマオなどでも実施する。テクノロジーセンター内のウエット路面におけるテストコースのラップタイムでは、ミシュラン パイロットスポーツ カップ2 R装着時が1分41秒07だったのに対し、ミシュラン パイロットスポーツ S 5装着時は1分27秒62と、10秒以上速いタイムを記録した。
なお、ミシュラン パイロットスポーツ S 5は公道での使用も承認されており、転がり抵抗と騒音レベルに関するすべての法的要件をクリア。サイズとしては、まず前275/35ZR20、後335/30ZR21をリリースし、販売はドイツのレーシングチームで、911 GT3 RSのアップグレードキット「マンタイキット(Manthey Kit)」も手掛けるマンタイレーシング(Manthey-Racing)が担当するという。
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みんなのコメント
ドライのハードとソフト、レインとか。
後はタイヤ交換要員も。4人は欲しい。
そんなもんなのかなと思って
でもやっぱり気になって元に戻したんですヨ
変わりました?
もう激変ですヨ こんなに違うのかって
で、どうなりました?そのタイヤ屋
あんないい加減な店すぐに潰れると思ってたら
これが意外に今でも繁盛してるんですヨ
そこまで求めてるユーザーはいないって事ですヨ