6月15日、ヤマハ発動機株式会社は2025年の鈴鹿8時間耐久ロードレースでファクトリーチームとして参戦する『YAMAHA RACING TEAM』の第3ライダーにWorldSBKライダーのアンドレア・ロカテッリを起用すると発表。初参戦となるロカテッリが意気込みのコメントを語った。
2025年は8月1~3日に開催が予定されている鈴鹿8耐に、吉川和多留監督率いるYAMAHA RACING TEAMから中須賀克行とジャック・ミラーに加え、3人目のライダーはWorldSBKライダーから選出することが決まっていた。そのなか、WorldSBKライダーのロカッテリの参戦が決定し、ライダーラインアップが固まった。2019年以来となるヤマハがファクトリーチームの参戦、そしてヤマハ70周年を迎える今回の参戦は力が入るものとなる。
アンドレア・ロカテッリ、鈴鹿8耐に初見参! 復活のヤマハ・レーシーングは体制固まる
ロカテッリは、Moto3とMoto2を経て2020年からスーパースポーツ世界選手権(WorldSSP)に参戦を開始。ルーキーながら15レース中、開幕9連勝を含む12勝、7度のポールポジションという圧倒的な強さでチャンピオンに輝いた。そして2021年からヤマハ・モーター・ヨーロッパが運営するWorldSBKオフィシャルチームに加入し、2021年からPata Yamaha WorldSBK Official TeamからWorld SBKへの参戦を開始した。
5シーズン目となる2025年は、第3戦オランダのレース1で2位表彰台、さらにレース2ではWorldSBKで自身初優勝を達成した。この功績から、同チームと2027年までの契約を更新をしており、注目が期待されている。YAMAHA RACING TEAMから鈴鹿8耐に初参戦するロカテッリは、以下のように意気込みのコメントを語った。
■アンドレア・ロカテッリ
「ヤマハから鈴鹿8耐に参戦する機会をいただくことができ、本当に嬉しく思うよ。スーパーバイク世界選手権(WorldSBK)では、ずっとヤマハライダーとして走ってきたから、これはとても光栄だよ。特にヤマハとは契約延長にサインしたばかりだから、なおさら意味のあることだと思っている。ヤマハがこのような機会を与えてくれたことに、感謝しているよ」
「鈴鹿8耐は以前から出場したいと思っていたレースだから、それをYAMAHA RACING TEAMの一員として実現できるのは特別なことだ。さらに鈴鹿は素晴らしいサーキットだし、自分にとって新たなチャンスであり、新しい経験でもあるから、今からとても楽しみにしているよ。ヤマハとこのプロジェクトに関わっているすべての皆さんに感謝している。テストと決勝レースが待ちきれないよ! ヤマハにとってこの重要なレースで最高の結果を残せるよう全力を尽くしていくよ」
■小野哲(MS統括部 MS戦略部長)
「まず、ロカテッリ選手をチームに迎えることができ大変うれしく思います。これでYAMAHA RACING TEAMの最後のピースが揃いました。3名ともに実力は折り紙つきですが、中須賀選手はR1、鈴鹿8耐、鈴鹿サーキットでの豊富な経験を、ミラー選手はチームを盛り立てる情熱・闘志を、そしてロカテッリ選手はその持ち味である安定感と、初の鈴鹿8耐ということでチャレンジ精神やモチベーションをチームに与えてくれるのです」
「さらに3名の個性・長所を吉川監督がつなぎ合わせ、全日本ロードレース選手権で磨き上げてきたYZF-R1も含め、高い総合力を持ったチームができあがると信じています。そして8月3日の決勝では、中須賀選手が3月の体制発表会の際に話した“あの日の忘れ物を取りにいく”という言葉通り、2019年から再び立ち上がったファクトリーチームとしてリベンジを果たし、70周年を世界中のファンの皆さんと祝うべく、一丸となって優勝を目指します。ぜひ、たくさんのご声援をお願いします」
[オートスポーツweb 2025年06月16日]
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!
みんなのコメント
楽しみだ