4月9日、10日に行われた全日本ロードレース選手権 PRE-TEST “Round ZERO”でJSB1000クラスで2番手タイムを記録したのが、Astemo Pro Honda SI Racingの野左根航汰だった。
「新しいシーズンが始まりました。チームに加わらせてもらい2年目なので、スムーズに作業も進められています。今回のテストでは、初日にマシンのアップデートされた部分を確認しながら、大きくセットを振ってデータを取っていきました」
「今回の参戦がきっかけになればいいですね」Honda HRC Test TeamからJSB1000にスポット参戦する高橋巧/全日本ロード“Round ZERO”
「初日は、最後にトラブルが出てしまい、タイムを出すことができずにポジションは下位に沈んでいたのですが、2日目は、仕切り直して昨年のベースセットに戻って作業を進めました。2本目では、レースラップと最後にアタックをしてポジションを上げられましたので、よいテストになったと思います」
長年、ヤマハ一筋でレースを続けてきた野左根がシートを失い、昨年は伊藤真一率いるSI Racingに移籍。再起をかけて挑んだ2024年シーズンは、ワークス勢に果敢に斬り込み、優勝はできなかったものの最終戦鈴鹿のレース2で2位に入り表彰台に上がった。シリーズランキングは4位となり、ホンダ勢でトップの結果を残した。チームのエースライダーとして確固たる地位を築き、2025年シーズンを迎える。
「レースに向けては、まだアベレージも一発タイムも足りない部分があるので、今回のデータを精査して、レースウイークの走り出しからレベルアップできるように準備したいですね。昨年に比べれば、より戦える状況が整ってきているので、結果を残せるように全力を尽くすだけですね」
昨年から日本に戻ってきたこともあり、イベントやスクールのインストラクターやアドバイザーなどの仕事も多くなっており、活動の幅を広げている。
「伊藤監督、Astemoの皆様を始め、多くの方に支えられてレースができていることを感謝いたします。イベントやスクールの仕事も本当にやり甲斐がありますし、オートバイを通じて、楽しさを伝えることができればうれしいです」
長い手足でマシンを巧みに操り、深いリーンアングルでコーナーを駆け抜けるライディングスタイルは、野左根の魅力のひとつでもある。それはヤマハからホンダになっても変わっていない。今年の10月で30歳を迎える野左根。レーシングライダーとして、一番脂がのっている時期とも言える。その第2章は始まったばかりだ。
[オートスポーツweb 2025年04月14日]
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
ヘルムート・マルコがレッドブルを去る可能性。カタールGPでの一件が上層部の逆鱗に触れたか
2025年王者ランド・ノリス、来季カーナンバー「1」を使用へ「『オレたちはナンバー4だ!』って言うのは、あんまり格好良くないからね」
レッドブルのヘルムート・マルコ博士、契約を早期終了し今季限りで退団の可能性も「話し合いを行なう。様々なことが、複雑に絡み合っているのだ」
ハジャーがレッドブルをドライブへ。日本人は岩佐歩夢&平川亮が参加/2025年F1タイヤ&若手ドライバーテスト参加者一覧
数々の偉業を達成したホンダ/HRCとレッドブルの提携が終了「ホンダの技術と人材が貢献できたことは大きな喜び」とHRC渡辺社長
道の駅ブチギレ! 怒りの「電気ぜんぶ消す!」“異常事態”に反響殺到!「大迷惑です…」「もっと厳しくしろ!」の声も! “苦情”にまみれた「憩いの休憩所」一体何があった!? 岡山
「国鉄色」に鉄道ファンはなぜ沸き立つ? そもそも塗らないでいいのに…車両の色がここまで大ゴトになる理由
中国軍機が自衛隊機にレーダー照射!“2回”であることが持つ意味とは 今後は「頻繁に照射」される可能性も?
ヘルムート・マルコがレッドブルを去る可能性。カタールGPでの一件が上層部の逆鱗に触れたか
スズキで一番売れている登録車は「ジムニー」でなく「ソリオ」。なぜ快進撃を続けるのか? 両車を深掘りして見えた“解”とは
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!
みんなのコメント