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難コンディションが混沌を生み出したトルコGP。しかし“F1のDNA”からは反していた?「速いマシンが先頭を走るべき」とマクラーレン代表

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難コンディションが混沌を生み出したトルコGP。しかし“F1のDNA”からは反していた?「速いマシンが先頭を走るべき」とマクラーレン代表

 イスタンブールパーク・サーキットで行なわれたF1第14戦トルコGPは、ポイントリーダーのルイス・ハミルトン(メルセデス)が優勝してタイトルを確定させるという結果に終わったが、雨の中行なわれた予選ではランス・ストロール(レーシングポイント)がポールポジションを獲得し、決勝序盤ではレーシングポイントがワンツー体制を築くなど、いつもは見られないような波乱の展開が随所に見られた。

 難しいコンディションがもたらしたエンターテインメント性について、マクラーレンのアンドレアス・ザイドル代表は次のように語った。

■”特殊”なトルコGPで大苦戦。ガスリー、パフォーマンス低下に「当惑」

「賛否両論、様々なコメントがあった」

「(先週)金曜日と土曜日に見たものは、F1にとってポジティブだったのか、それともネガティブだったのか? もちろんあのようなレース……つまりウエットなどトリッキーなコンディションで行なわれるレースでは様々なことが起こり、エキサイティングなレースが繰り広げられてきたことは認めざるを得ない」

「誰もがコース上でのバトルや、いつもと違うマシンが先頭にいるのを見たがっているのは確かだし、後ろからスタートしたマシンがポジションを上げていくようなレースも見たがっているだろう」

「ただ基本的にF1では、最高のマシンをデザインし、最高のパフォーマンスを発揮するマシンを作り上げることが重要なんだ。そして予選でも決勝でも、最高のマシンが前にいることは当然だ。これはF1のDNAの一部でもある」

 ザイドルはまた、2022年に導入される新たなテクニカルレギュレーションにより、各車がより接近したレースを展開できると自信を持っている。

「2022年以降の新しいテクニカルレギュレーションに関しては、ポジティブな要素はたくさんあると思っている」とザイドル。

「マシンがお互いに接近して走れるようになるだろうし、オーバーテイクも増えるだろう。そして予算制限など、他のあらゆることもフィールド全体を接近させるのに役立つはずだ」

「だから悲観的になる理由はないと思っている」

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