フロントウインドウの、ルームミラー周辺に黒いドットが施されていることがあるのに気付いているでしょうか?一見、何の役に立っているのかわかりづらい処理で、ドレスアップ効果を狙っているように思えるかもしれませんが、はたして何が目的なのでしょうか。文・山本晋也
ルームミラーを見やすくする日よけ効果
この黒いドットはルームミラーに目をやったときに隙間からの太陽光で幻惑されないための工夫です。サンバイザーを使うような位置に太陽がある状況で、ルームミラーの隙間から太陽光がさしてくることがあります。それを防ぐのが、この黒いドットの役割です。
その名称は「センターバイザー」と呼ばれています。なかなか気にすることはありませんが、知らぬ間に役に立っている機能部品です。古いクルマでは、黒いドットではなく、サンバイザーの小型版のようなパーツをルームミラー上部につけていることもありました。かなり昔から、ルームミラーの上部からの太陽光に対応する機能にニーズはあったのです。
なお、最近ではAEB(衝突被害軽減ブレーキ)やADAS(先進運転支援システム)の普及により、センターバイザー部分にステレオカメラや赤外線レーザーなど多くのセンサーがつけられるようになり、そもそもルームミラーの周辺に隙間がなくなっています。ドライブレコーダーの普及もあって、ルームミラー周辺はかなり混雑してきました。
将来的にはセンターバイザーは珍しい存在になってしまうかもしれません。
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
日産が新型「エルグランド」投稿!? エクストレイル顔「グラシア」に驚愕! ルーフスポイラー装着の斬新モデルとは
スズキ初の「5速MT×ハイブリッド」登場! 全面刷新の「新型スイフト」徹底解説! なんと「MT車」のみエコカー減税“100%”
MT設定!? ダイハツ「新型2シータースポーツカー」“再度”お披露目! FR&MT搭載の新モデルに期待高まる! 市販化求む声多い「ビジョン コペン」来名に大反響
1000万円超え! マツダ新型「最上級セダン」発表! 超オシャ内装に美麗レッドがカッコイイ「マツダ6」泰で実車展示
ホンダ、デンソー製燃料ポンプ不具合で5度目のリコール…N-BOXなど113万台
みんなのコメント
この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?