■なんかデカイ! 新型「ヤリスクロス」発表
2023年8月4日、トヨタのフィリピン法人は新型「ヤリスクロス」を発表しました。
この新型「ヤリスクロス」は、日本で販売される「ヤリスクロス」とは完全に異なるクルマのようです。
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日本でヤリスクロスといえば、コンパクトカー「ヤリス」とプラットフォームを共有する“コンパクトSUV”ですが、2023年5月にインドネシアで世界初公開された新型ヤリスクロスは、デザイン、ボディ(シャシ)などすべてが異なるモデルです。今回、フィリピンで発表された新型ヤリスクロスもこのモデルで、そのコンセプトは「ソリッド&ダイナミック」です。
ボディサイズは全長4310mm×全幅1770mm×全高1615mm、ホイールベースは2620mm、最低地上高は210mmで、日本のヤリスクロス(全長4185-4200mm×全幅1765mm×全高1580-1590mm、ホイールベース2560mm、最低地上高160-170mm)よりもひと回り大きくなっています。
エクステリアは、ボリューム感あふれる精悍なボディと特徴的なキャラクターラインがサイズ以上の重厚な雰囲気を放っているほか、傾斜したルーフデザインとワイドフェンダーの組み合わせにより、どこから見ても安定感のあるシルエットとしています。
インテリアは、全体的にはスポーティな仕上がりとしつつも、ワイドでソフトなダッシュボードパネルを採用し、クラスを超える高級感が付与されています。
パワートレインは、最高出力106馬力・最大トルク138Nmを発揮する1.5リッター直列4気筒エンジンを搭載するガソリンエンジンモデルと、最高出力91馬力を発揮する1.5リッター直列4気筒エンジン+モーターのハイブリッドモデルの2種類。トランスミッションは、いずれもCVTのみです。
グレード構成は、ガソリンエンジンモデルがGと、Vの2種類、ハイブリッドモデルがS HEVの1種。
先進安全装備には、プリクラッシュシステム(PCS)、オートマチックハイビーム(AHB)、レーンディパーチャーアラート(LDA)、レーントレーシングアシスト(LTA)、アダプティブクルーズコントロール(ACC)を含むトヨタセーフティセンス(TSS)をS HEVとVに装備。Gには、電子制御制動力配分システム(EBS)、アンチロック・ブレーキ・システム(ABS)、車両安定性制御システム(VSC)、ヒル・スタート・アシスト・コントロール(HAC)などが装備されています。
ボディーカラーは、ダークターコイズ、ホワイトパール、スカーレットの3色、いずれもルーフはブラックのツートンです。
価格は、S HEVが159万8000フィリピン・ペソ(約407万円)、Vが129万6000フィリピン・ペソ(約330万円)、Gが119万9000フィリピン・ペソ(約305万円)です。
トヨタのフィリピン法人で代表を務める岡本淳宏氏は、新型ヤリスクロスについて、以下のように述べています。
「新型ヤリスクロスで、ハイブリッドモデルをより多くのフィリピン人に身近に感じてもらいたいと考えています。
トヨタでは、カーボン・ニュートラルを達成するために、複数の経路からアプローチすることを信条としています。
電気自動車の環境面でのメリットを最大限に引き出すには、普及が不可欠です。そのため、私たちは市場で最も普及しているハイブリッド車(HEV)をまず提供します。
新型ヤリス・クロスは、トヨタがお客様に提供する手軽で実用的なHEVの選択肢を広げると同時に、魅力的でモダンなデザインと先進的な車両機能、そして様々な情熱を追求する現代のドライバーに最適な生活を向上させる技術を組み合わせた、価値ある一台です」
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