実用性とデザイン性を兼ね備えた125ccモデル
原付二種クラスは、通勤や通学といった日常の足としてだけでなく、休日の外出まで幅広く対応するカテゴリーです。
【画像】おしゃれに乗りこなしたいね! ヨーロッパの雰囲気ムンムンの「原付二種スクーター」3台を見る(23枚)
各メーカーからは、独自のコンセプトに基づいた機能的なモデルが新車として販売されています。
自身のライフスタイルや用途に合わせて最適な一台を選ぶことで、日々の移動がより充実した時間となります。
今回は、現行で購入可能であり、石畳の道やカフェの横に停めても風景に調和する、ヨーロピアンテイストを取り入れたモデルを3車種取り上げます。
●スズキ「バーグマンストリート125EX」
まず、スズキ「バーグマンストリート125EX」です。
バーグマンストリート125EXは、スズキのスクーター「バーグマン」シリーズの系譜に連なり、毎日の移動に利便性を追求したコンパクトスクーターです。
こちらは現行モデルとして新車での購入が可能です。
外観デザインは、ポジションランプを内蔵したLEDヘッドランプをフロントカウルの低い位置に配置し、ウインドスクリーンを備えたスタイリングを構成しています。
また、後方の車両へ存在感を示すウインカー一体型のLEDリヤコンビネーションランプや、赤いステッチを施したロングシートを採用しています。
そして、エンジンは、空冷4ストロークSOHC2バルブ単気筒の124ccで、最高出力8.3ps、最大トルク9.6Nmを発揮します。
燃費効率を高めフリクションロスを低減したSEP-αエンジンを搭載し、機敏なレスポンスと扱いやすさを持たせた出力特性となっています。
機能面や電子制御においては、信号待ちなどでエンジンを自動停止するアイドリングストップシステムや、静かな始動を可能にするサイレントスターターシステムを装備しています。
また、左ブレーキレバーを握ることで前後輪のブレーキが作動するコンバインドブレーキを採用し、安定した制動を補助します。
メーターパネルにはフル液晶ディスプレイが採用され、エコドライブインジケーターなどライディングに役立つ情報を表示します。
くわえて、容量21.5Lのシート下トランクやUSBソケットを備えたフロントボックスを装備し、足元には左右付近を絞り込んだカットフロアボードを採用しています。
車両重量は112kg、シート高は780mmに設定されており、カラーバリエーションはマットステラブルーメタリックなど3色が用意されています。
なお、価格は31万7900円に設定されています。
続いてはホンダとベスパの原付二種スクーター
●ホンダ「リード125」
続いて、ホンダ「リード125」です。
リード125は、ホンダのスクーター「リード」シリーズの系譜を持ち、日常の足からビジネス用途まで幅広く対応するモデルです。
こちらも現行モデルとして新車で購入することが可能です。
外観デザインは、切れ上がった形状のLEDヘッドライトとLEDポジションランプを採用し、フロントグリルにシルバーのパーツを配置した造形となっています。
上体を起こして乗れるフォルムを採用し、シートとリアキャリアの高さを揃えてフラットな面にデザインすることで、シート後部を荷台の一部として活用できる構造となっています。
エンジンは、水冷4ストロークOHC4バルブ単気筒の124ccで、最高出力11ps、最大トルク12Nmを発揮します。
吸排気効率を高めたeSP+エンジンを採用しており、街中での発進や停止に対応する伸びやかな出力特性を持たせています。
機能面や電子制御においては、アイドリングストップ・システムや、キーを取り出さずにエンジン始動などが可能なHonda SMART Keyシステムを搭載しています。
さらに、独自のコンビブレーキを採用し、左レバーの操作で前後に制動力を配分する機構を備えています。
くわえて、シート下には37Lのラゲッジボックスを確保し、フロントインナーボックスにはスマートフォンなどの充電が可能なUSB Type-Cソケットを装備しています。
車両重量は116kgで、シート高は760mmに設定されており、キャンディラスターレッドをはじめとする3色が展開されています。
なお、価格は35万2000円です。
●ベスパ「プリマベーラ 125」
最後に、ベスパ「プリマベーラ 125」です。
プリマベーラ 125は、1960年代に都市部のモビリティとして普及したオリジナル版の系譜を受け継ぎ、現代の技術を取り入れたスクーターです。
こちらも、現行モデルとして新車で購入することが可能です。
外観デザインは、スチールモノコックフレームを採用した伝統的なシルエットに、フルLEDライトや5本スポークホイールを組み合わせた構成となっています。
フロント部分にはフルLEDウインカーおよびポジションランプを装備し、夜間における視認性を高めています。
エンジンは、空冷4ストロークSOHC3バルブ単気筒の124ccで、最高出力10.5ps、最大トルク10.4Nmを発揮します。
電子制御式燃料噴射システムを備えたi-getエンジンを搭載し、スムーズな出力特性を持たせています。
機能面や電子制御においては、フロントブレーキに油圧式200mmディスクを採用し、シングルチャンネルABSを装備して制動時の安定性を高めています。
また、メーターパネルにはアナログとLCDを組み合わせたディスプレイを採用し、車両情報を表示する設計となっています。
くわえて、サスペンションはフロントに片持ちリンクアーム油圧式を、リアに4段階スプリングプリロード調整機構付きモノショックアブソーバーを装備しています。
車両重量は132kg、シート高は785mmとなっており、クリオーゾイエローを含む4色がラインナップされています。
なお、価格は51万7000円に設定されています。
※ ※ ※
今回取り上げた原付二種クラスの3モデルは、日常的な使い勝手を確保しつつ、それぞれが独自のデザイン性を持った車両となっています。
石畳やカフェの風景に調和する外観は、単なる移動手段としての機能に加え、所有する喜びも満たしてくれます。
今後は環境性能の向上とともに、各メーカーがどのような意匠を凝らしたモデルを展開していくのか注目されます。(Peacock Blue K.K.)
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