この記事をまとめると
■フォーミュラジムカーナ2026年シーズン初の予選が終了
GR86で行うイコールコンディションの熱きバトル! 学生日本一を決める「フォーミュラジムカーナ」の2026年シーズンが開幕
■1本目ではミスコース続出で2本目に順位が大きく変動
■男子は駒澤大学、女子は日本大学の本夛選手が1位で通過した
学生自動車部最強を決める戦いの火蓋が切って落とされた
学生自動車部の頂点を決める新たな競技であるフォーミュラジムカーナ。自動車関係の協賛企業が会場やマシンなどを提供し、イコールコンディションで学生たちが頂点を争うイベントだ。
2023年にプレシーズンとしてスタートしたフォーミュラジムカーナは、2024年度には女子クラスを新設。2025年にはマシンをトヨタGR86にスイッチするとともに、短大、専修学校、専門学校など、文部科学省認定の学校に所属する部活動・同好会すべてに門戸が広げられた。
そして、2026年シーズンのフォーミュラジムカーナ最初のイベントなる予選Rd.1が、5月9~10日の日程で富士スピードウェイP2にて幕を開けた。出場校は以下のとおり。2025年シーズンの優勝校である駒澤大学や2024年シーズン優勝の長岡技術科学大学、2023年シーズン優勝の中央大学と、なんと歴代チャンピオンがすべて名を連ねた強豪揃いとなっている。 茨城大学、大阪経済大学、関東工業自動車大学校、工学院大学、駒澤大学、静岡大学、芝浦工業大学、大同大学、中央大学、東海大学、東京大学、東京農工大学、東北大学、長岡技術科学大学、名古屋大学、名古屋工業大学、日本大学、法政大学、明治大学、横浜国立大学 (以上20校・50音順) フォーミュラジムカーナは、各校の選手3人(走行順にAドライバー・Bドライバー・Cドライバー)が午前・午後と2回ずつ走行を行い、3人のベストタイムを合計したタイムで順位が争われる形式となっている。そして、今回出場した20校のうち上位6校が、年末に行われる決勝に駒を進めるというシステムだ。
迎えた本番1本目、午前の走行。フォーミュラジムカーナは3人で1チームとなるため、ひとり速い選手がいればいいわけではない。3人全員がミスなくレベルの高い走りをこなすことが求められるのだ。その証左として、ひとり1分2秒台に叩き込み個人トップタイムを記録した三木選手を擁する東海大学は、別の選手のミスコースによって1本目を17位で終えている。
そんな1本目で強さを見せたのは、やはり歴代大会のトップランカーたちだった。1位で折り返したのは2025年度優勝の駒澤大学。そして2位は2023年度優勝の中央大学に。続く3位には東北大学。4位には芝浦工業大学がつけ、5位は横浜国立大学。6位に法政大学が食い込んだ。決勝進出のボーダーラインである6位までは、以上のラインアップとなり、2024年度優勝の長岡技術科学大学は、Cドライバーのミスコースが響き14位で1本目を終えた。
歴代王者が貫禄の走り
気合いを入れすぎたのかミスコースやパイロンタッチといったミスをする選手が目立った1本目。勝負を決める走りとなった2本目は、まさにタイム更新合戦といった様相を呈していた。
そのなかで圧倒的な強さを見せたのは、昨年度チャンピオンの駒澤大学。1本目から3人とも高い水準で揃えてきたタイムをさらに伸ばし、危なげなく決勝への切符を手にした。午前を3位で折り返した東北大学も、さらにタイムアップして2位で通過。3位には、Cドライバー川村選手が2本目で個人ベストタイムを叩き出した名古屋工業大学がジャンプアップを果たした。
2024年度チャンピオンの長岡技術科学大学も、1本目で痛恨のミスコースを喫したCドライバー今川選手がきっちり好タイムをマークし4位で決勝進出。激しい争いとなった予選通過ボーダーライン付近では、それぞれタイムを残せなかったドライバーを抱えて午前中19位・20位となっていた明治大学が5位、日本大学が6位に滑り込んだ。なお、2023年度チャンピオンの中央大学は惜しくも予選敗退という結果に終わった。
2本の走行で、1本目と2本目のタイム差の小ささを競い、上位3名が決勝進出となる女子クラスは、東京大学の追川 栞選手が記録した0.709秒差という記録を誰も抜けずに終えるかと思われたが、女子クラス最終走行の日本大学・本夛 葵選手が0.608秒差を叩き出し、1位で予選を通過。追川選手は2位で決勝に駒を進め、3位は茨城大学の吉村望愛選手となった。
次回の予選ラウンドは、8月22~23日に富士スピードウェイP1にて行われる。フォーミュラジムカーナの2026年シーズンはまだ始まったばかりだが、すでに目が離せなくなっている。
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