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ネットで話題「農道のポルシェ」が本家ポルシェの価格を超えた!? 極上サンバーは何がスゴい?

■個性あふれる軽商用車、それがサンバー!

 SNSでは、「農道のポルシェ」ことスバル「サンバー」の中古車価格が本家ポルシェを超えたと話題になっています。
 
 いったいどういうことなのでしょうか。

【画像】青すぎる農道のポルシェ! 最後の仕様がカッコイイ!(22枚)

 サンバーは、日本独自の規格の商用車として、日常生活を支えてきたのが軽トラックや軽バンです。

 コンパクトかつ高い積載能力を持ち、なおかつ耐久性とコストパフォーマンスに優れていることから、海外にも愛好家が存在するほど、マニア受けするクルマでもあります。

 こうした軽商用車は、ダイハツ「ハイゼットトラック/カーゴ」やスズキ「キャリイ」や「エブリイ」が代表的ですが、かつては独特の魅力を持ったものも発売されていました。

 そのなかで、サンバーは現在でも販売自体はされていますが、2012年以降はハイゼットシリーズのOEM車となっているため、ハイゼットとエンブレムや細部以外で大きな違いはありません。

 しかし、2012年以前のスバルが自社生産していた時代のサンバーは、ほかの軽商用車と異なる特徴を持っていました。

 その最たるものが、リアにエンジンを搭載し後輪を駆動する「RRレイアウト」を採用しているという点です。

 通常、軽商用車のようなコンパクトかつ積載性が重要なクルマは、FRレイアウトがほとんどですが、サンバーでは「諸事情」によりRRレイアウトが採用されることになりました。

 この「諸事情」とは、初代サンバーが当時「国民車」と呼ばれた「スバル360」をベースに開発されたというものです。

 初代サンバーとスバル360のチーフエンジニアがどちらも百瀬晋六氏ということからも、両車が多くの共通点を持っていることがうかがえます。

 重量物であるエンジンをリア、つまり荷台下部に配置することで、積荷が少ない状態でも後輪に十分トラクションがかかり、坂道などでもパワー不足を感じることなくグイグイと走れるというメリットがありました。

 また、4輪独立サスペンションを持つ点も、ほかの軽商用車には見られない特徴です。

 RRレイアウトと4輪独立サスペンションを持つことによって、サンバーは軽商用車でありながら、走行性能に優れたクルマとして、いつしか敬意を込めて「農道のポルシェ」と呼ばれるようになりました。

 一方のポルシェは、世界でもっとも有名なスポーツカーブランドのひとつです。

 なかでも代表的車種でありアイコン的存在でもある「911」は、初代からRRレイアウトにこだわっており、RRといえば911といっても過言ではありません。

「農道で」という条件付きではありますが、そんな世界的名車に勝るとも劣らない魅力をもったサンバーは、歴代の軽商用車の中でも際立った存在であることは間違いないでしょう。

■歴史的瞬間!? 極上サンバーが911の中古車価格を超える!

 そんなサンバーですが、RRレイアウトを持った過去のモデルの中古車価格が、「本家」の911の中古車価格を超えたことが、SNSなどで話題になっています。

 RRレイアウトを持つ最後のサンバーである8代目モデルの新車価格は、最上級グレードでも120万円弱と、当時販売されていたクルマのなかでも安いもののひとつでした。

 一方、911は、新車価格1000万円オーバーは当たり前の高級スポーツカーです。

 しかし、2021年10月7日現在、香川県の中古車販売店から販売されている5速MT仕様のサンバーには、車両本体価格254万8000円という値札が付けられています。

 年式は2012年ということから、スバル製のサンバーとしては最終モデルということがわかります。

 驚くのは、この個体の走行距離が2150kmという点です。また、ワンオーナーの禁煙車ということから、ほぼ新車同然の状態といえそうです。

 キャンピングカー仕様など、特殊なカスタムが施されているものを除けば、RRレイアウト時代のサンバーの中古車の相場は高くても170万円程度ですが、この個体はそれを大きく上回る価格となっています。

 対する911ですが、2021年10月7日現在、もっとも安い個体では1998年式の996型が199万9000円で販売されています。

 この個体は、ベースグレードかつ、走行距離が約11万5000kmとやや多めではありますが、修復歴はなく、外装には大きなキズはありません。

 近年、996型以前の空冷エンジンを搭載したクラシックポルシェの価格高騰が激しく、1000万円以内で購入できる個体はほとんどありません。

 996型が唯一、比較的安価で手の届きやすい911となっていますが、状態の良い個体やMT車は徐々に価格が上昇しています。

 そのように考えると、「農道のポルシェ」が「本家」を上回ったのは、歴史的瞬間といえるかもしれません。

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