12月19日、ファナテック・GTワールドチャレンジ・アジア・パワード・バイ・AWSを運営するSROモータースポーツ・グループは、2024年もシリーズ内で開催されるジャパンカップに向け、GT3にコメット・レーシングが、GT4にチェックショップ・ケイマニア・レーシングが参戦すると発表した。
2022年からGTワールドチャレンジ・アジアでは、シリーズ内で開催される日本での4戦に『ジャパンカップ』の冠をかけ、日本人チーム&ドライバーに向けシリーズ内のチャンピオンシップのひとつとして開催してきたが、2024年からはエントリー台数の増加にともない、シリーズと同じ週末に別のレースとして開催される。
SRO、GTWCアジアのスケジュール等詳細を発表。日本での3戦は『SRO GTパワーツアー』に
そんな2024年のジャパンカップに向けて、いよいよエントリーが出そろいはじめた。まず先陣を切って発表したのは、山﨑裕介と辻子依旦のコンビで、2022年の鈴鹿ではオーバーオールウインも達成したコメット・レーシングだ。
チームは2023年はフェラーリ488 GT3を走らせたが、2024年に向けてはフェラーリ296 GT3を新規投入。アマクラス最強コンビのひとつとしてタイトル連覇を目指す。「目標はシンプルです。アマ王座を防衛することです」というのは辻子。
「チームはすでに昨年296 GT3の経験があるので、山﨑選手と私がすぐに適応して、最初からクラス勝利を獲得できる準備ができることを期待しています」
また、2023年はポルシェ718ケイマンGT4を走らせ、YZ RACING with BMW Team StudieとGT4クラスのタイトル争いを展開したチェックショップ・ケイマニア・レーシングは、大塚直彦が引き続き参戦。コンビを組むドライバーは後日決定するという。
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