【カーデザインを語ろう】日産Be-1／パオ／フィガロが重視したのは心地よさ。時代の空気を反映しスマッシュヒットを記録

3台のパイクカーが提示したデザインの価値

　日産は、1987年のBe-1を皮切りに、1989年にパオ、そして1991年にはフィガロというデザインに特化したスペシャルモデル、パイクカー（PIKE＝槍の先）をリリースする。3車とも当時のベーシックカー、マーチをベースにしたコンパクトモデルで、従来のクルマづくりとは別の価値観を導入した点がポイントだった。
　千葉匠氏は「パイクカーは「進化することが重要」という考え方から一度距離を置きましょうというポストモダンの潮流で生まれたクルマです。

Comments

[冥土インPRC]

デビュー時に一部の自動車ジャーナリストが酷評したクルマ。
デザイン特化で斬新な機構もなく、自動車のテクノロジーを後退させるとまで言われた。
それがあのような大人気。
そういう凝り固まった考えのジャーナリストはいらない。

[トム]

ベースはマーチでもボディパネルだけじゃなくインテリアにガラスやルーフまで専用なんてバブルじゃなきゃ出せない車。