現在位置: carview! > ニュース > ニューモデル > 新型スバルWRX LAモーターショーで公開 我が道を行く次世代スポーツセダン

ここから本文です

新型スバルWRX LAモーターショーで公開 我が道を行く次世代スポーツセダン

掲載 8
新型スバルWRX LAモーターショーで公開 我が道を行く次世代スポーツセダン

スバルが誇る高性能モデル

ラリーで鍛えられたスバルWRXは、新しいプラットフォーム、一新されたインテリア、大幅にアップグレードされたシャシーを備えて生まれ変わった。それでも、ターボチャージャー付きボクサーエンジンとマニュアル・トランスミッションを搭載している。

<span>【画像】新型スバルWRX【写真でじっくり見る】 全64枚</span>

ロサンゼルス・モーターショーに出展された第5世代のWRXは、2015年からインプレッサとは別に販売されており、国内デビューは11月中を予定している。

パワートレインには、2.4Lターボ4気筒ボクサーエンジンを採用する。最高出力275ps、最大トルク35kg-mを発揮し、6速MT、またはシフトアップを30%、ダウンを50%高速化した新開発のオートマチック・トランスミッション(SPT)を介して4輪に伝達される。

また、排気量を従来より400cc増やし、電子制御式のターボウェイストゲートとバイパスバルブを採用することで、スロットル・レスポンスを向上させている。

最も重要な進化ポイントは、アウトバックやフォレスターなどと共通の、新しいグローバル・プラットフォームへの移行だ。これにより、シャシー剛性の向上や低重心化など、「乗り心地とハンドリング性能の大幅な向上」が図られているという。従来のシャシーに比べてねじり剛性が28%向上し、リアスタビライザーバーがサブフレームではなくボディに直接取り付けられたことで、よりフラットなコーナリング性能を実現しているという。

改良されたフロントサスペンション、クイックステアリング、ベンチレーテッド・ディスクブレーキなどにより、WRXは「歴代最高レベルのダイナミック性能と乗り心地」を実現したと謳われている。

オフロードを意識したスタイリング

デザインは、WRXが世界的なラリーに参戦してきた歴史を反映している。フロントエンドには大きなボンネットスクープを配し、ホイールアーチやサイドスカートにはオフロードの可能性を感じさせるブラックのトリムをあしらってる。リアスポイラーは初期のモデルよりも控えめになっているが、最上位モデルのWRX STIでは、空力を重視した伝統的なスタイリング・パッケージによって差別化されている。

また、スバルは、WRXのダイナミック性能を向上させる要因として、いくつかの「機能的」なスタイリング要素を紹介している。例えば、前輪の後ろに新たに設けられたエアアウトレットは、フロントタイヤの浮き上がりを抑え、安定性を向上させている。また、エンジンのアンダートレイにも空気抵抗を低減する「エアロダイナミック・テクスチャー」を採用し、フロントエンドのダウンフォースを高めているという。

WRXの進化はインテリアにも大きく見て取れる。広範囲に及ぶ見直しにより、プレミアム志向のライバルに匹敵するものにしようとしているようだ。フラットボトムのマルチファンクション・ステアリングホイール、レッドステッチやカーボンファイバーのアクセントなど、ドライバー中心のデザインはそのままに、アップル・カープレイとアンドロイド・オートを内蔵した11.6インチのHDタッチスクリーンには、スバルの最新インフォテインメント・プラットフォーム「Starlink」を搭載している。

新型WRXの価格は未確定だが、先代モデルと同様に、フォルクスワーゲン・ゴルフRやホンダ・シビック・タイプRなどのホットハッチに対抗するモデルとして位置づけられるだろう。

こんな記事も読まれています

トヨタ、ランドクルーザーの中核モデル“250”シリーズを発売
トヨタ、ランドクルーザーの中核モデル“250”シリーズを発売
AUTOSPORT web
新型「ランドクルーザー250」のタフ感アップ!モデリスタがカスタマイズパーツ発表
新型「ランドクルーザー250」のタフ感アップ!モデリスタがカスタマイズパーツ発表
グーネット
F1中国GPスプリント予選で3番手アロンソ「グリップレベルとリスクのバランスを判断するのが難しかった」
F1中国GPスプリント予選で3番手アロンソ「グリップレベルとリスクのバランスを判断するのが難しかった」
motorsport.com 日本版
スズキ「アルト」が累計506万台! インドで日本より短い40年4カ月で3000万台の生産を成し遂げた理由とは
スズキ「アルト」が累計506万台! インドで日本より短い40年4カ月で3000万台の生産を成し遂げた理由とは
Auto Messe Web
ホンダ 新型SUV「WR-V」車中泊仕様など4台出展 アウトドアデイジャパン名古屋2024
ホンダ 新型SUV「WR-V」車中泊仕様など4台出展 アウトドアデイジャパン名古屋2024
グーネット
マツダ新型「最上級3列SUV」世界初公開! 新型「CX-80」24年秋に欧州で発売! 日本導入も予定!
マツダ新型「最上級3列SUV」世界初公開! 新型「CX-80」24年秋に欧州で発売! 日本導入も予定!
くるまのニュース
マツダ、2024年のスーパー耐久 次世代バイオディーゼルやCN燃料で参戦
マツダ、2024年のスーパー耐久 次世代バイオディーゼルやCN燃料で参戦
日刊自動車新聞
1986年、国内でグループAレース人気が加速する【グループAレースクロニクル1985-1993 JTC9年間の軌跡(3)】
1986年、国内でグループAレース人気が加速する【グループAレースクロニクル1985-1993 JTC9年間の軌跡(3)】
Webモーターマガジン
アウディ「Q8スポーツバックe-tron」新パッケージ発表 一充電航続距離が619kmに
アウディ「Q8スポーツバックe-tron」新パッケージ発表 一充電航続距離が619kmに
グーネット
自然なフォルムで視認性アップ!トヨタ・スズキ純正用ワイドミラー5種発売 カーメイト
自然なフォルムで視認性アップ!トヨタ・スズキ純正用ワイドミラー5種発売 カーメイト
グーネット
MINI、「北京モーターショー2024」でMINIファミリー最新モデル「MINI エースマン」を発表
MINI、「北京モーターショー2024」でMINIファミリー最新モデル「MINI エースマン」を発表
LE VOLANT CARSMEET WEB
将来のスポーツカー開発を視野に入れた取り組みも。マツダが2024年スーパー耐久参戦体制を発表
将来のスポーツカー開発を視野に入れた取り組みも。マツダが2024年スーパー耐久参戦体制を発表
AUTOSPORT web
「海外生産の日本車って大丈夫?」なんて心配いまは無用! それでも国内販売で苦戦する理由とは
「海外生産の日本車って大丈夫?」なんて心配いまは無用! それでも国内販売で苦戦する理由とは
WEB CARTOP
雨の混乱の中、ノリスが驚異の走りでポール! ハミルトンが2番手、角田裕毅はSQ1敗退|F1中国GPスプリント予選
雨の混乱の中、ノリスが驚異の走りでポール! ハミルトンが2番手、角田裕毅はSQ1敗退|F1中国GPスプリント予選
motorsport.com 日本版
全部当てはまったら「クルマ好き老害」認定! ついついやりがちな「他人に煙たがられる」カーマニアの行動7つ
全部当てはまったら「クルマ好き老害」認定! ついついやりがちな「他人に煙たがられる」カーマニアの行動7つ
WEB CARTOP
質実剛健に原点回帰 トヨタ新型「ランドクルーザー250」ついに発売!“丸目”限定モデルも登場
質実剛健に原点回帰 トヨタ新型「ランドクルーザー250」ついに発売!“丸目”限定モデルも登場
乗りものニュース
4月20~21日開催の岩佐歩夢プロデュース「スーパーフォーミュラキャラバン」、Q&Aセッションなどキッズ向け新コンテンツが追加
4月20~21日開催の岩佐歩夢プロデュース「スーパーフォーミュラキャラバン」、Q&Aセッションなどキッズ向け新コンテンツが追加
motorsport.com 日本版
ホンダ、N-VANをマイナーチェンジ 一部仕様に急アクセル抑制機能を追加
ホンダ、N-VANをマイナーチェンジ 一部仕様に急アクセル抑制機能を追加
日刊自動車新聞

みんなのコメント

8件
  • 買ってくれる所に向けて売れる様に作る、商売だから当然ですよね。いくらコメントランで口達者でも買ってくれなきゃ意味がない
  • フェンダーアーチ見るたびに吐き気を催す
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

126.0263.6万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

21.9349.8万円

中古車を検索
インプレッサの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

126.0263.6万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

21.9349.8万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離(km)

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村