マクラーレンのドライバーとしてF1で2度のワールドチャンピオンに輝いたミカ・ハッキネンが、当時のチームメイトだったデビッド・クルサードとの関係性を維持できた要因について語った。
ハッキネンとクルサードは、1996年から2001年まで6シーズンに渡ってマクラーレンで共に過ごした。チームメイトとなった当時から既に気鋭の若手として結果も残していたふたりは、1998年のコンストラクターズタイトル獲得にも貢献。クルサードが上位の成績を残したシーズンもある一方で、1998年、1999年とドライバーズタイトルを手にしたのはハッキネンの方だった。
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ふたりはコース上で接触することもあったが、それでも関係が悪化して確執に発展することはなかった。ハッキネンとクルサードはポッドキャスト番組『Up To Speed』に出演した際に、当時のことについて振り返った。
クルサードは、ふたりの間に時折緊張が走ったケースの例として、1999年のオーストリアGPを挙げた。このレースではポールポジションからスタートしたハッキネンがスタート直後にクルサードに追突されてスピン。最後尾に落ちたハッキネンは猛然と追い上げるも3位、クルサードはフェラーリのエディ・アーバインに勝利を掻っ攫われて2位だった。
その後クルサードは謝罪し、自分がコーナーへの進入を見誤ったことを認めている。ハッキネンは、それもチームメイトとして過ごすうえではごく普通のことだったと振り返った。
ハッキネンは次のように語る。
「それもモータースポーツの一部だし、チームメイト同士ではよくあることだ。まったく普通のことなんだ」
「ただ、なぜか僕たちはふたりとも将来があること、共に成功できる未来があることを知っていたんだ」
「だからチームのために良い仕事ができるし、そんなことで2、3ヵ月も怒りを抱えたまま過ごす意味はない。問題を解決して、前に進んで、またレースに戻ろうと考えていた」
「もちろん、チームのマネジメント陣から助けてもらった部分もある。でも、問題なかった。君が僕に接触したとき(オーストリアGP)も、ほんの少しの接触だったからね。僕のマシンも壊れなかったし、君のマシンも壊れなかった。だから、そのままレースを続けることができた」
またクルサードは、当時のマクラーレンにおけるふたりの関係を、現在マクラーレンの所属するランド・ノリスとオスカー・ピアストリの関係になぞらえた。
「現代のドライバーで考えると、僕たちのチームメイト関係に最も近い例は、ランドとオスカーだと思う」とクルサード。
「去年は、ふたりが接触しかけたことが何度かあった。チームがドライバーたちをコントロールしようとしていた場面も何度かあったね」
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みんなのコメント
普通のドライバーならクルサードの無茶なドライビングにキレて関係こじれるよ。