2021年F1エミリア・ロマーニャGPの土曜予選で、レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンは3番手だった。
Q3の1回目のランではルイス・ハミルトン(メルセデス)に続く2番手だったが、2回目のランでチームメイトのセルジオ・ペレスに抜かれ、3番手となった。ポールとの差は0.087秒、ペレスとの差は0.052秒だった。フェルスタッペンがチームメイトに予選で負けたのは、2019年カナダGP(当時のチームメイトはピエール・ガスリー)以来のこと。
ペレス、0.035秒差の予選2番手「ミスがなければポールだった。優勝争いができるって最高」レッドブル・ホンダ/F1第2戦
フェルスタッペンは決勝をミディアムタイヤでスタートする。
■レッドブル・レーシング・ホンダ
マックス・フェルスタッペン 予選=3番手
FP3:1番手(1分14秒958/18周)
予選:3番手(Q1=1分15秒109/4番手:Q2=1分14秒884/5番手:Q3=1分14秒498/3番手)
Q3でクリーンなラップを走れなかった。いくつかミスをしたんだ。予選でコースをはみ出してしまうと、決していいラップにはならない。最初のラップのセクター1は、前を走っていたマシンのウェイクの影響を受けて、うまくいかなかった。だからあそこでタイムを縮める余地がたっぷりあることは分かっていた。そのため、2回目のアタックラップでよりプッシュしていったら、ターン3出口でワイドになり、芝の上に少しはみ出した。それがラップタイムに響いたんだ。
時にはこういうこともある。常に完璧なラップ、完璧に近いラップを走ることは無理なんだ。完璧なラップを走ったときですら、必ず改善の余地があるしね。とはいえ、今日の場合は、完璧とはほど遠かった。予選後にこういう気分になったのは久しぶりのことで、そういうラップを走った自分にショックを受けている。
チェコ(ペレス)は素晴らしい仕事をした。彼におめでとうと言いたい。僕たちのマシンはレースパフォーマンスが優れているし、ポイントが与えられるのは明日だ。決勝では天候やスタートなど、たくさんの要素が結果に影響する。でも僕たちは2台揃って上位グリッドを確保したので、それはいいことだ。僕とチェコがいることで、メルセデスを戦略で悩ませることができればいいね。
(会見で語り)長いことうまくやってきたけれど、僕たちはロボットじゃないんだ。自分をプログラムすることはできない。時にはミスを犯すこともある。
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