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ヘンリービギンズ 2WAYシートバッグ試用インプレ【バックパックとしても使えるスクエアタイプ】

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ヘンリービギンズ 2WAYシートバッグ試用インプレ【バックパックとしても使えるスクエアタイプ】



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昨今のキャンプブームの追い風を受けて順調にラインナップを拡充しているヘンリービギンズから、ユニークなバッグが新登場。バックパックとしても使えるシートバッグで、スーパースポーツなど荷かけフックのないモデルにも対応。工夫次第で使い方は無限大だ。

[◯] スーパースポーツでも大荷物が運搬可能に



シートバッグとバックパックの2通りで使える商品は各社がラインナップしており、そこへついにヘンリービギンズも参入した。スクエアなデザインとパルステープが同ブランドらしさを醸し出すこのバッグ、容量は20Lで1泊2日のツーリングには十分過ぎるサイズだろう。



―― 【ヘンリービギンズ 2WAYシートバッグ DH-751】●サイズ:H170×W440×D300(mm) ●価格:1万7600円



車両への固定は、タンデムシートのみで完結する付属のイージーリングベルトを使用。スーパースポーツなど座面の狭いモデルではやや心許なく見えるが、特許出願中の底面にある赤いテープをタンデムシート後端に引っ掛けることで、特に減速時のズレにくさが格段に向上する。



シートバッグとしての使い勝手は優秀だ。上面だけでなくサイドにも開口部があるので、収納物の出し入れがしやすい。特に気に入ったのは赤い裏地で、周囲が薄暗くても小物が見つけやすいのでありがたい。



底面に収納されているショルダーベルトを引っ張り出すと、すぐにバックパックに早変わりする。背負い心地をよくするためのクッションなどは挿入されていないが、広い面積に荷重が分散されるのと、フィット感を高めるチェストベルトが付いているので問題なし。バックパックとしての使い勝手も及第点以上だ。



―― 開口部は2か所あり、それぞれのフタにファスナー付きのメッシュポケットが設けられている。裏地が赤いので薄暮時でも小物が見やすく、さらに内部の連結ベルトが型崩れや荷物のズレを軽減する。 [写真タップで拡大]

―― ヘンリービギンズが積極的に採用しているパルステープ。別売りの各種システムポーチを取り付けるなど、使い方は人それぞれだ。

―― 底面の中央には特殊ノンスリップシートが使われており、これが前後左右へのズレを軽減。固定にはイージーリングベルトを使用する。

―― タンデムシート後端にこの赤いテープを差し込むことで、ブレーキング時の前方へのズレを防ぐ。コンパクトなシートにのみ対応。

―― 【容量は20L、バックパックとしての違和感は少なめ】本体サイズは170×440×300mmで、最大積載量は5kg。完全にスクエアなデザインであり、しかも芯材入りなので型崩れとは無縁だ。駐輪場から遠く離れた場所まで移動するときなど、このように背負って運べるシステムがあるのは非常に心強い。

―― 【ショルダーベルトは背面に収納可】一般的なバックパックをタンデムシートに括り付けている人も少なくないが、問題はショルダーベルトの処理だ。このバックは背面(底面)に収納できるスペースがあり、スマートにシートへ装着できる。

[△] 付属のレインカバーは底面まで覆えない仕様



テキスタイル系のバッグに共通するのだが、付属のレインカバーは底面まで覆えないので対策が必要だ。



[こんな人におすすめ] スクエアなので見た印象以上にたくさん入る



2ウェイバッグは、設計側と使う側がどちらを優先しているかで評価が真っ二つに割れやすい。このバッグはシートバッグ寄りではあるが、背負い心地も意外や悪くはなく、両方で80点が付けられると感じた。収納量も十分だろう。



※本記事の内容はオリジナルサイト公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。 ※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。

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みんなのコメント

1件
  • 私的にはバックパックを背負ってバイクに乗るのは嫌だ。
    体重移動の邪魔だし。転倒時に首にでも絡まったら困る。
    荷物を搭載するスペースが無いならパニアケースをつけるべきだろう。
    休憩時には、ライディングスーツとメットを格納して、代わりにバックパックを取り出して使うのが好み。
    ワンオフで両サイドに40リッターずつ。キャリアベースに40リッターを最大で搭載できるようにしたので、家内とのタンデムでも一泊旅行ができる。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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