レクサスのスペシャルティクーペRC、そしてトップグレードのRC Fが一部改良。また先ごろディフェンダーが大きな話題を作ったランドローバーからはレンジローバースポーツの2021年モデルが日本導入を果たしている。こちらも大きな話題となることができるだろうか。
ほか、日産NV350キャラバン仕様向上,、BMWからは5シリーズを始めとしたモデルのマイナーチェンジ、シトロエンからは和をイメージしたC3の特別仕様車を紹介。
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【画像ギャラリー】レクサスRC/RC F、レンジローバースポーツを中心に、話題に上ったモデルたちをギャラリーでチェック!!!
※本稿は2020年10月のものです
文・写真/ベストカー編集部
初出:『ベストカー』 2020年11月10日号
■レクサス RC/RC F(一部改良・9月17日発売)
レクサスの2ドアクーペであるRC、RC Fが一部改良され、発売された。
レクサスRCの価格は写真のRC300hで従来よりも9万円アップ
今回の一部改良では、スポット溶接打点を追加してボディ剛性をアップ。
また、スタビライザーへの高強度鋼材の採用や、リアアッパーアームへの高強度アルミ材の採用によってバネ下重量の低減を実現した。
パワーユニットも改良され、RC300は2Lターボの最高出力(245ps)の発生回転数を5200-5800回転まで拡大し、よりパワフルな加速フィールを実現。
2.5LハイブリッドのRC350hではアクセル操作に対する駆動力制御を最適化することでドライバーの意図に忠実でリニアな反応を追求した。
これに加えて、電動パーキングブレーキ/ブレーキホールドとレーダークルーズコントロール、クリアランスソナー&バックソナーなどの安全装備を標準化している。
RC Fは、マルチメディアシステムがスマートフォン連携機能に対応。クリアランスソナー&バックソナーを全車標準装備した。
RC Fは走りに関する改良は行われていないが、装備が充実し、新ボディカラーが設定された
●価格:579万円~
■レンジローバースポーツ(2021年モデル・9月18日受注開始)
レンジローバースポーツの2021年モデルが導入され、9月18日から受注が開始されている。
レンジローバースポーツが年次改良され、ディーゼルエンジンなどのエンジンラインナップが刷新。写真は新グレードのHST
2021年モデルでは、ディーゼルエンジンモデルを新しいマイルドハイブリッド採用の3L V6ディーゼルターボエンジンに変更。
また、3L直6ガソリンエンジン搭載モデルに新グレード「HST」が設定。
さらに2021年モデル限定グレードとして「HSE シルバー」など、3モデルが用意されている。
●価格:936万円~
■日産 NV350キャラバン(一部仕様向上・9月24日発売)
レジャーユースでも人気の日産の商用バン「NV350キャラバン」が一部仕様向上した。
10人乗りワゴンタイプのエンジンが改良されたNV350キャラバン。「マルチベッド」仕様(340万3400円~)も新たに発売
今回の仕様向上は、取り回しのよさと快適な広さを両立した10人乗りワゴンタイプの環境性能を向上させるため、エンジンを一部改良したもの。
また、同時にNV350キャラバンには、荷室スペースに左右跳ね上げ式のベッドシステムなどを装備した「マルチベッド」も新たに設定された。
●価格:270万3800円~
■三菱 ミニキャブ・ミーブ(一部改良・9月17日発売)
三菱の軽商用電気自動車であるミニキャブ・ミーブのグレード展開を見直すとともに、一部改良が実施された。
今回の改良では、グレード展開を16.0kWhの「CD」グレード・ハイルーフタイプのみに集約し、座席数を2シーターと4シーターの2仕様展開に変更。
機能装備では、車両接近通報OFFスイッチを廃止し、トラクションコントロールOFFスイッチの形状が変更された。
電気軽商用車のミニキャブ・ミーブが一部改良。令和2年度のクリーンエネルギー自動車導入事業補助金として17万円が適用される
●価格:243万1000円~
■BMW 5シリーズ(マイナーチェンジ・9月28日発売)
BMWのEセグメントモデルである5シリーズセダンおよびツーリングがマイナーチェンジした。
マイナーチェンジで最新の運転支援システムを標準装備。キドニーグリルなどのデザインが変わった
今回の改良は、高速道路での渋滞時においてドライバーの運転負荷を軽減する「ハンズ・オフ機能付き渋滞運転支援機能」など、最新の運転支援システムを全モデルに標準装備したのが特徴。
コネクティビティにおいても、音声によるナビの目的地設定などが可能になるなど、大きく進化している。
デザインも変更され、フロント回りでは伝統のキドニーグリルをよりワイドで立体的な造形にすることでエレガントさがアップ。
リアのL字型コンビランプも周囲をブラックアウトして立体的な造形としたことで、洗練したリアビューに変身した。
パワーユニットはガソリンエンジン、ディーゼルエンジン、プラグインハイブリッドと、充実したラインナップが用意されている。
BMW 530iツーリング
●価格:678万円~
■BMW M5/M550i xドライブ(マイナーチェンジ・9月29日発売)
マイナーチェンジしたBMW5シリーズをベースにした新型のM5/M550i xドライブが発売された。
BMW M5はマイナーチェンジで内外装が変更。写真は625psを発揮するM5コンペティション。価格は1877万円
M5は600psを発揮する4.4L V8ターボエンジンを搭載し、同時に625psのM5コンペティションも設定。
M550i xドライブは530psの4.4L V8ターボを搭載。どちらともハンズ・オフ機能付き渋滞運転支援機能が装備されている。
●価格:1319万円~
■シトロエン C3 インスパイアードバイ ジャパン コレクション(特別仕様車・9月17日発売)
シトロエンのコンパクトハッチバックであるC3に和テイストのカラーアクセントを使った特別仕様車「C3 インスパイアード バイ ジャパン コレクション」が設定された。
「翡翠」「杏」「硯」をイメージした3つのカラーをフォグランプベゼルやルーフステッカーなどに採用した3タイプのボディカラーを設定した特別仕様車が発売
この特別仕様車は、日本の色彩表現をモチーフとした特別な3色のカラーアクセントをフォグランプベゼルなどに採用した3つのボディカラーを設定。
内装はブラウンの合皮を使った特別なモデルとなっている。
●価格:256万9000円
■BMW 318iツーリング(追加モデル・9月17日発売)
BMWシリーズツーリングのラインナップにエントリーモデルとなる318iツーリングが追加された。
320iツーリングよりも50万円近く安いエントリーモデルの318iツーリングが追加設定された
318iツーリングは、156psを発揮する2L直4ガソリンターボエンジンを搭載。燃費はWLTCモードで13.3km/Lと、優れた省燃費性能を発揮している。
また、「ハンズ・オフ機能付き渋滞運転支援機能」が利用可能な「ドライビング・アシスト・プラス」を搭載している。
●価格:523万円~
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