F1開幕戦オーストリアGPの予選でアルファタウリ・ホンダは、ピエール・ガスリーが12番手、ダニール・クビアトが13番手だった。ガスリーはホンダのプレスリリースの中で、チームが金曜夜行なった作業により、マシンを改善できたと語った。
アルファタウリ勢は金曜日に行なわれたフリー走行1回目、2回目では苦戦しており、FP1ではガスリーが16番手、クビアトが19番手、FP2ではガスリーが17番手、クビアトが12番手と、FP2のクビアトを除けば軒並み下位に沈んでいた。
■F1オーストリアGP予選:ボッタス、ハミルトン抑えPP。フェルスタッペン3番手も0.5秒差
しかしながら、土曜日に行なわれたフリー走行3回目では、ガスリーが9番手タイムを記録。予選でもQ3進出こそ逃したが、2台が揃ってQ2に進むことができた。
「今日の結果に満足している」とガスリーは語った。
「昨日のフリー走行の結果から、今日の予選では簡単ではないと覚悟していたけど、金曜夜にした作業でマシンのセットアップを改善することができた。2台がそろってQ2進出という結果は満足すべきものだと思うし、これが今の僕たちのポジションだと思う」
「明日の決勝では自由にタイヤを選択してスタートできる。レースではあらゆることが起こり得るし、明日はポイント獲得を目指して走る。レッドブルのホームレースということもあるので、できる限り良い結果を目指してプッシュしたい」
またクビアトもプレスリリースの中で、走行初日と比較しての手応えを口にしていた。
「今日の予選は1周のラップタイムを競ったけど、明日の決勝は71周あるので、展開を予測するのは難しい」
「予選はまずまずだったけど、何度かミスをしてしまい、タイムを落としてしまった場面もあった。昨夜はマシンを改善するために懸命に作業したので、昨日のフリー走行1の結果から比べると、良いペースで走れた。今日の午後はマシンのポテンシャルを出し切るセットアップになっていた」
「ここは例年僕にとって少し難しいサーキットだし、今日の予選もいくらかタイムを失った部分はあったけど、それでも昨年よりも良い結果を出せている。決勝はポイントを狙える位置からのスタートなので、力強いレースをして結果を出したい」
そう彼が言うように、ここレッドブルリンクではマックス・フェルスタッペン(レッドブル)が2018年から2連勝を飾っているが、クビアト、そしてアルファタウリ(旧トロロッソ)にとっては相性の悪いサーキット。クビアトはキャリアの中でレッドブルリンクでの入賞経験がなく、チームとしても、2016年のカルロス・サインツJr.(現マクラーレン)の8位が最後の入賞だ。今回そのジンクスを打ち破れるかにも注目だ。
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