F1の2021年シーズンの第2戦エミリア・ロマーニャGPのフリー走行2回目が行なわれ、メルセデスのバルテリ・ボッタスがトップタイムをマークした。
イモラ・サーキットの気温は13度、路面温度26度というコンディション。FP1では接触し、赤旗の原因となってしまったセルジオ・ペレス(レッドブル)とエステバン・オコン(アルピーヌ)や、電気系のトラブルが発生していたという角田裕毅(アルファタウリ)も含め、各車が早々にコースインした。
■【F1動画】第2戦エミリア・ロマーニャGPフリー走行1回目ハイライト
セッション序盤の時間帯ではミディアムタイヤやハードタイヤを履き、感触を確かめるマシンが多く、徐々にラップタイムが上がっていった。しかし開始10分のところで、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)がスロー走行からコースサイドでマシンストップ。最終コーナーの縁石に乗ったタイミングで何かトラブルが起きたようで、フェルスタッペンは「リヤで何か壊れた」と訴えた。
セッション開始から18分が過ぎるとソフトタイヤに履き替え、予選を想定したアタックを行なうマシンが出始めた。中には、トラックリミット違反でタイムが抹消されるドライバーもおり、一時6番手につけた角田のタイムも取り消されている。
数回のアタックを終えたマシンたちは一旦ピットに戻り、燃料を積んでロングランへ。多くのチームがソフトタイヤからデータを集める傾向にあったが、メルセデス勢やペレスは、ミディアムタイヤで予選Q2を通過して決勝スタートタイヤにすることを想定してか、ミディアムタイヤでラップを重ねた。
何事もなくセッションが終わるかと思われたが、残り時間4分を切ったところでシャルル・ルクレール(フェラーリ)が最終コーナーで挙動を乱しクラッシュ。FP1に続いて、赤旗のままセッションは終了となった。
結局、FP2トップとなったのは1分15秒551をマークしたボッタス。FP1に続いてトップタイムをマークした。ただそのタイムは、セッション前半にミディアムタイヤで記録したモノ。コースオフするシーンもあり、ソフトタイヤでタイムアップすることはできていない。
チームメイトのルイス・ハミルトンは、ソフトタイヤでタイムを更新してはいるものの、ボッタスを0.010秒差で上回ることができず2番手。予選に向けては少し懸念が残るシミュレーションとなった。
3番手はアルファタウリ・ホンダのピエール・ガスリー。昨年も予選4番手と速さを見せたが、決勝では悔しいリタイアを喫している。今季はそのリベンジを狙って燃えており、FP2ではメルセデス勢にコンマ1秒以内に迫る速さを見せた。
4番手、5番手にはカルロス・サインツJr.、ルクレールのフェラーリ勢が続き、開幕戦から見せている復調気配を維持。それに続いたのがレッドブルのセルジオ・ペレスで6番手。フェルスタッペンが早々に走行できなくなってしまったことで、予選や決勝に向けて重要なデータ収集を担った。
7番手は角田。メルセデスやフェラーリ、レッドブルに次ぐポジションにつけたと言えるが、チームメイトのガスリーとは0.8秒ほどの差がついている。ロングランではガスリーと近い好ペースで走行していたことから、データを分析して一発の速さを上げていきたいところだ。
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