■2026年型LXには、LX 700h F SPORTハンドリングモデル限定のF SPORTアピアランスパッケージが提供される
2025年9月26日にレクサスの北米法人は、フラッグシップSUV「LX」が2026年モデルを発表。さらに「F SPORT Appearance Package」を設定したことも明かしています。
このパッケージは、LXの持つ力強さと洗練されたデザインをさらに際立たせるもので、特にハイブリッドモデルの「LX 700h F SPORT Handling」グレード専用に提供されます。
高級SUV市場におけるレクサスの存在感を一層高めるモデルチェンジとなりそうです。
クルマのボディサイズは、全長約5100mm、全幅約1990mm、全高約1895mm。ホイールベースは2850mmと、広い室内空間の確保にも貢献しています。
GA-Fプラットフォームの採用により、高いボディ剛性と優れた静粛性、そしてオンロードからオフロードまで対応する走行性能を実現しています。
現在LXのラインナップには、プレミアム、Fスポーツハンドリング、ラグジュアリー、ウルトララグジュアリー、オーバートレイルの5つのグレードを設定。
パワートレインは2種類を用意。LX 600には、最高出力409馬力を発生する3.4L V型6気筒ツインターボガソリンエンジンが搭載されます。
一方、LX 700hは、このツインターボエンジンにモーターを組み合わせたハイブリッドシステムを採用し、システム最高出力は457馬力に達します。
どちらのパワートレインも10速オートマチックトランスミッションが組み合わされ、力強く滑らかな走りを実現します。
インテリアは、レクサスのフラッグシップにふさわしい上質な空間が広がり、厳選された素材と、匠の技による作り込みが、乗員を心地よく包み込みます。
インパネ中央には12.3インチと7インチのデュアルディスプレイを配置し、視認性と操作性を両立。シートカラーやオーナメントパネルの選択肢も豊富で、オーナーの好みに合わせたパーソナルな室内を演出することが可能です。
また先進安全装備も充実しており、予防安全パッケージ「Lexus Safety System + 3.0」を標準装備。
レーダーとカメラの性能向上により、昼夜を問わず歩行者や自転車を検知するプリクラッシュセーフティや、カーブでの速度抑制機能も備えたレーダークルーズコントロール、交差点での支援機能などが含まれ、様々な運転シーンでドライバーをサポートします。
今回エクステリアでは、LX 700h F SPORTに「F SPORT Appearance Package」が新設定されたのが大きな特徴です。
ボディカラーと同色のバンパーアクセントや、ブラックのリアスポイラー、ドアミラーキャップなどが専用装備され、より引き締まったスポーティな印象を強調します。
また、オフロード性能を追求した「Overtrail」グレードには、新色のマンガンラスターが追加され、アウトドアシーンに映える選択肢が広がりました。
LX(2026年モデル)の価格は、「LX 600 プレミアム」の10万7950ドル(約1614万円)から、新たに追加されたF SPORT Appearance Packageを装備した「LX 700h F SPORT ハンドリング」の価格は11万8950ドル(約1778万円)から。
デザイン、走り、そして先進技術の全てにおいて進化を遂げた新しいLXは、世界の高級SUV市場でそのリーダーシップをさらに確固たるものにしていくことでしょう。(くるまのニュース編集部)
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