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レッドブル・ホンダ分析:フェルスタッペン対ハミルトンのポール争い。セクター1&2で0.2秒ずつ縮めるも届かず

レッドブル・ホンダ分析:フェルスタッペン対ハミルトンのポール争い。セクター1&2で0.2秒ずつ縮めるも届かず

 第2戦シュタイアーマルクGPの2日目は、前日の予報どおり午前中から激しい雨に見舞われた。午前中に行われたFIA-F3のレース1はウエットコンディションのなかでスタートが切られたものの、その後、雨脚が強くなったために、途中で切り上げられて終了した。

 その後も雨脚は衰えることなく、午後12時から予定されていたF1のフリー走行3回目はセッション開始時刻になってもグリーンランプが灯ることなく、午後12時41分に中止となった。

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 一旦、雨は上がったものの、その後再び降り出したため、午後3時から予定されていた予選も、開始後しばらくはグリーンランプが灯ることなく、全車ガレージで待機のまま。午後3時39分に「午後3時46分にQ1が開始される」ことが決定した。

 気温14度、路面温度20度、雨が降り続くなか開始された第2戦シュタイアーマルクGPの予選は、Q1からQ3まで雨が降り続ける、近年稀に見る難しいコンディションのなかで行われた。

 そのなかで、レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンは、Q1から力強い走りを披露し、メルセデスのルイス・ハミルトンとトップタイムを叩き出し合って、激しいポールポジション争いを展開した。

 Q1でハミルトンからコンマ1秒遅れの2番手でQ2に進出したフェルスタッペン。ふたりの戦いはQ2でも変わらず、1分17秒825でトップに立ったハミルトンに対して、2番手のフェルスタッペンもコンマ1秒差の1分17秒938で食らいつき、ポールポジション争いはこの2台がリードする形でQ3が開始された。

 先手を打ったのはフェルスタッペン。雨脚が強くなり出したため、セッション開始と同時にコースインしたフェルスタッペンはまず1分21秒800を記録して暫定PPとなる。するとハミルトンは1分21秒272を出してトップに。ハミルトンはさらに自己ベストを更新する1分20秒649を記録して、Q3は残り3分に突入する。

 ここでフェルスタッペンは1分20秒489を叩き出して、一旦はハミルトンから暫定PPの座を奪い取るが、ハミルトンも負けない。残り2分で1分19秒台に突入し、再び暫定PPに。残り1分で最後のアタックに入ったフェルスタッペンは、セクター1とセクター2をQ3での自己ベストで通過し、最後のセクターでの走りに賭ける。

 しかし、第9コーナーに向かうフェルスタッペンの前に、フェルスタッペンの前でアタックしていたセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)が、直前のコーナーでコースアウトしたためにアタックを取りやめて、ピットロードへ向かうためにスロー走行していた。

 最適な走行ラインを取れなかったフェルスタッペンは第9コーナー後にコントロールを乱し、自己ベスト更新はならなかった。

 ただし予選後、フェルスタッペンは「あれがなくても、今日はルイスにはかなわなかっただろう」と、清く敗戦を認めた。

 フェルスタッペンの最後のアタックは、確かにセクター1とセクター2でともにQ3の自己ベストよりコンマ2秒ずつタイムを詰めており、もしベッテルに引っかからず、セクター3でもQ3の自己ベストよりコンマ2秒速く走っていたら、1分19秒8前後のタイムとなっていたかもしれない。

 つまり、すでに1分19秒702で暫定PPに立っていたハミルトンを倒すことはできなかったのだ。さらに、フェルスタッペンの直後で最後のアタックをしていたハミルトンは、1分19秒273という異次元の速さを披露して、自己ベストを更新。結果的に1.2秒もの大差をつけられては、負けを認めるしかなかった。

 ただし、日曜日のレッドブルリンクはドライコンディションが予想されており、フェルスタッペンが金曜日のドライコンディションでトップタイムをマークし、ハミルトンが6番手だったことを考えると、予選での差をそこまで悲観する必要はないだろう。

 もちろん、王者メルセデスも金曜日の走行データを元に日曜日のドライコンディションでのレースに向けて、マシンをしっかりと立て直しているだろう。したがって、2戦目のシュタイアーマルクGPも、主役はレッドブル・ホンダ対メルセデスになることは間違いないだろう。

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