ケンウッドの彩速ナビのハイエンドモデル「TYPE M」シリーズがモデルチェンジ。注目は「MDV-M907HDF」が採用した9型大画面のフローティングディスプレイだ。定評の“速い”・“キレイ”にトレンドの新スタイルを取り入れた、その実力とは!?
速く、鮮やかに浮遊する画面
ケンウッド 彩速ナビ TYPE M 「MDV-M907HDF」の写真を見る
ケンウッドAV一体型ナビの最上級シリーズ、「彩速ナビ TYPE M」がモデルチェンジ。4機種をそろえるが、一番の注目となる「MDV-M907HDF」をさっそく試した。ちなみに価格はオープン(実勢価格:14万8500円前後)となる。
ひと目で一般的なAV一体型カーナビとはまったく違うスタイルであることがわかる。2DINサイズのボディにフローティングタイプの9型HDディスプレイユニットを組み合わせることにより、約230車種への装着を実現する。
洗練されたスタイリッシュなデザインが目を引く。今回はトヨタ ヴォクシーに装着したが、美しく自然に納まるだけでなく、インテリアに高級感をプラスした印象だ。ディスプレイユニットは前後に角度調整(−10°~+60°)が可能。外光の反射を防ぐ角度に調整したり、本体のスロット(DVD/CD、SDカード)にアクセスできる。
操作は静電式のタッチパネル、タッチキーで行える。歴代彩速ナビでおなじみのジェットレスポンスエンジンIIIやS3フォーマットといった独自技術を投入し、ストレスフリーの快適なレスポンスを実現した。大画面化によってアイコンの押し間違いなども防げる。
地図画面上にインフォ画面やAV画面を同時に表示できるケンウッドだけのオーガニックGUIを搭載。欲しい情報が素早く得られるインターフェイスだ。高精細な9インチHDディスプレイで視認性も抜群。
このほか親切でわかりやすいルートガイドや渋滞回避ルート探索ができる充実のナビ機能を搭載。ハイレゾ音源再生や高度なサウンドチューニングが行えるオーディオ機能、鮮やかで鮮明な映像が味わえるビジュアル機能なども備える。
オプションには車両前後の状況を高画質で同時に記録できる2カメラ型ドライブレコーダーや、ナビ画面を後席でも見られるリヤモニターなどを用意。使い方に合わせたシステムアップが可能だ。
合わせて使うと便利なお薦めアイテム
彩速ナビ連携の2カメラドライブレコーダー
DRV-MN940
価格:オープン(実勢価格:5万470円前後)
彩速ナビTYPE M専用セパレート型ドライブレコーダー。車両前後の状況をフルHD画質で記録し、ナビ画面上で映像の再生や各種の設定操作が行える。ぜひ組み合わせたいモデル。
連携して楽しむ後席用モニター
LZ-1000HD
価格:オープン(実勢価格:3万7400円前後)
10.1型HDディスプレイを搭載した後席モニター。彩速ナビTYPE Mとの組み合わせではモニターミラーリング機能によって、ナビに表示している画面を高画質で映し出せる。
2カメラドライブレコーダーの新製品にも注目
DRV-MR450
価格:オープン(実勢価格:2万7500円前後)
2型ディスプレイやGPS、Gセンサーなどを搭載した小型ボディ(64mm×62mm×35mm)のフロントカメラに、リヤカメラを付属した2カメラ型ドライブレコーダー。
前後カメラとも約207万画素CMOSセンサーを搭載。F1.8の明るいレンズや明暗差を補正するHDR機能を備える。リヤカメラについては上級モデル譲りの「スモークシースルー機能」を搭載。プライバシーガラスやスモークフィルムを貼ったガラスでも明るく映像を捉える。
このほかマイクロSDカードのエラーを防止する「SDカードメンテナンスフリー機能」や、ドライバーの安全運転をサポートする「運転支援機能」なども搭載。オプションの車載電源ケーブル(CA-DR350)を利用すれば、動体や衝撃を検知して作動する最長24時間の駐車監視録画機能も使用可能だ。
記録映像の再生は本体背面ディスプレイのほか、パソコンでも行える。Windows向け専用ビュワーソフトを使えば前後の記録映像を同時に見られる。GPSやGセンサーに基づく情報も確認できる。
〈文=浜先秀彰 写真=澤田和久〉
■問い合わせ先
JVCケンウッド
TEL:0120-2727-87
https://www.kenwood.com
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