M5もマイナーチェンジ
昨日、改良型の5シリーズを発売したBMW日本法人。
【画像】BMW M5/コンペティション【細部まで見る】 全43枚
その5シリーズをベースにした2つのMモデル「BMW M5」「BMW M550i xドライブ」の販売も開始されることになった。
Mモデルには現在、2つのカテゴリーが存在する。1つはサーキット走行を可能とした「Mハイ・パフォーマンス・モデル」。もう1つはサーキットで培われた技術を取りれた「Mパフォーマンス・モデル」。
今回発表のBMW M5は前者に。M550i xドライブは後者に位置付けられる。
ともに、高性能3眼カメラ&レーダー、高性能プロセッサーによる高い解析能力の最先端運転支援システムを標準装備。
高速道路での渋滞時における「ハンズ・オフ機能付き渋滞運転支援機能」も装備され、一定の条件下で、ステアリングから手を離しての走行が可能なモデルに進化。
また、直前に前進したルート最長50mまでを記憶し、同じルートをバックで正確に戻るリバース・アシスト機能も採用した。
さらに「オーケイ、BMW」と話し掛けることで、車両の操作、目的地設定などが可能に。Apple CarPlayへの対応、スマホで検索した目的地を車両に送信する機能に加えて、iPhoneをドア・ハンドルにかざしてのロック解除/施錠、エンジンの始動も可能となっている。
600ps、0-100km/h加速3.4秒
エンジンについては、改良新型BMW M5は、M社が開発したV8 Mツインパワー・ターボを搭載。
ドライブロジック付き8速Mステップトロニック・トランスミッション、後輪駆動を重視した4輪駆動システムM xドライブを組合せたレーシング・モデルだ。
最高出力600ps/6000rpm、最大トルク76.5kg-m/1800-5600rpmを発揮。0-100km/h加速は3.4秒(欧州値)を達成する。
外観は、改良型5シリーズ同様に、ヘッドライトをL字型LEDライトに。L字型リア・コンビ・ライトを、より立体的な造形とし、周囲をブラック・アウトさせた。
さらに、ダブル・バー・キドニー・グリルやボディ側面のエア・ブリーザーに装備されたMギルを採用するなど、BMW Mハイ・パフォーマンス・モデルであることを主張。
エンジン・レスポンス、ステアリング、サスペンション特性を任意に設定変更できる機能に、新たにブレーキ・システム設定も追加された。
また、同じく新システムとして、センター・コンソールに「Mモード」ボタンが追加された。これにより、メーター・パネル、ヘッドアップ・ディスプレイの表示方法や、運転支援システムの介入レベルを「ロード」「スポーツ」いずれかのモードに変更することが可能となった。
「ロード」は、全ての運転支援システムが有効になり、「スポーツ」はドライバーが任意に設定した情報に基づいて、前車接近警告および衝突回避・被害軽減ブレーキを除く全てのブレーキやステアリング・システムへの介入を無効にすることができる。
内装/インテグレーテッド・ブレーキ
標準装備となるM専用インテグレーテッド・ブレーキ・システムは、アクセル全開時の高負荷条件下でも優れた安定性を実現するように開発。
ブレーキの作動、ブレーキ・ブースター、ブレーキ制御の各機能をコンパクトに統合するとともに、非バキューム式ブースターを採用することで、約2kgの重量削減を実現。
さらに、インテグレーテッド・ブレーキ・システムによって、ドライバーは任意に車両の減速度を調整することが可能となり、ドライバーが思い描くペダル・フィーリングを実現する。
M5のインテリアは、モーター・スポーツ由来のアグレッシブなデザインと優雅さを兼ね備えたもの。
Mレザー・ステアリング・ホイールに装備された赤色のMボタンとセンター・コンソールの赤色のスタート/ストップ・ボタンをはじめ、新デザインのセレクター・レバーにはMのロゴが刻まれ、Mモデル・カラーのステッチを施した。
また、カーボン・ファイバー製インテリア・トリムにより、個性を際立たせたほか、ヘッドレストには「M」のロゴがデザインされた照明付きモデル・バッジが装備されている。
M5コンペティションとは
同時にラインナップされる改良型M5コンペティションは、アグレッシブなスポーツ走行を想定したモデル。
コンペティション専用に開発されたV8エンジンは、車両構造部との接続部をより強固にする、極めて硬い専用のエンジン・マウントを採用。
より直接的な動力伝達が可能となっており、最高出力は625ps/6000rpmを発生し、0-100km/h加速は3.3秒を実現している。
デザイン面では、ハイグロス・ブラックのキドニー・グリルとモデル・バッチ、ドア・ミラー、リア・スポイラーが装備され、よりアグレッシブな外観に。
そして、新型BMW M5に初めて採用のMモード・ボタンでは、新型BMW M5の「ロード」「スポーツ」に加えて、運転支援システムの快適性・安全性に関する全ての機能が無効になる「TRACK(トラック)」モードが装備されている。
改良型M550i xドライブ/価格情報
改良型M550i xドライブには、最高出力530ps/5500rpm、最大トルク76.5kg-m/1800-4600rpm を発揮するV8ツイン・ターボを搭載。0-100km/h加速は3.8秒を実現した。
また、4輪駆動システム「BMW xドライブ」や、Mアダプティブ・サスペンション、Mディファレンシャルによって、悪路でも安定したコントロールとスポーティな走りを実現。
キドニー・グリル、エア・インテーク、エア・ブリーザー、ミラー・キャップに、専用色「セリウム・グレー」を採用することで存在感と個性を演出している。
これらのモデルの日本価格とハンドル位置は下記のとおり。納車は2020年10月以降を予定している。
BMW M550i xドライブ(右):1319万円
BMW M5(左/右):1792万円
BMW M5コンペティション(左/右):1877万円
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