■ランクルの末っ子に大注目!
2025年10月29日から11月9日にかけて開催された「ジャパンモビリティショー2025」において、トヨタブースが大きな注目を集めました。
【画像】超カッコイイ! これがトヨタ新型「ちいさな“四駆”SUV」です!
その中心にあるのが、10月21日に発表されたばかりの新型車「ランドクルーザーFJ」の実車展示で、今回が日本で初めてのお披露目となりました。
ランドクルーザーFJは、現行の「300」「250」「70」に続く、シリーズの“末っ子”として位置づけられるモデルです。
このクルマの誕生には、豊田章男会長の「ランドクルーザーは、さまざまな人の命を守るクルマ。だからこそ、いろんな人に届けられるランドクルーザーも作りたい」という強い思いがあったといいます。
この言葉が示すように、FJはより多くの人々がランドクルーザーの世界に触れるためのエントリーモデルとしての使命を担っています。
そのエクステリアデザインは、角を丸めたサイコロがモチーフとされており、ショー会場では実車を目にした来場者から「カワイイ」という声が多く聞かれました。
このデザインは、アイコニックな印象を与えるだけでなく、障害物にヒットしにくいという機能性も両立させており、まさにランドクルーザーらしい設計思想が反映されています。
また、運転席からの視界にも配慮されており、フェンダーが確認しやすいため車両感覚がつかみやすいという利点もあります。展示車両に乗り込んだ小柄な女性からは「見晴らしがよくてクルマの大きさが分かりやすいから、私でも運転しやすそう」といった感想が寄せられていました。
エクステリアで特に目を引くのが、往年の「FJクルーザー」を彷彿とさせる太いCピラーです。これにはデザイン性だけでなく機能的な狙いがあり、ラゲッジスペースのピラー裏にフックや台などを設置できる拡張性の高いエリアにする構想があるそうです。道具としての使い勝手を高める工夫が凝らされています。
さらに、一見シンプルに見えるデザインも、カスタマイズのベース車両としてユーザーに愛用してほしいという開発陣の意図によるものです。ショーではカスタマイズ仕様の車両も展示され、純正のカスタマイズプランも準備されていることから、標準仕様はあえて“個性が映えるシンプルデザイン”に仕上げられています。
親しみやすい外観ながら、その中身はランドクルーザーの伝統に忠実です。プラットフォームには、タイなどを中心に展開される世界戦略MPV「IMV」シリーズで実績のあるラダーフレーム構造を採用。
サスペンションはフロントにダブルウィッシュボーン、リアには4リンクリジッドという伝統的な組み合わせです。駆動方式も本格的な4WDシステムを備え、度重なるオフロード試験で弱点を徹底的に洗い出し、高い悪路走破性を追求しています。
多くの人が注目する価格については、現時点では明らかにされていません。しかし、「いろんな人に届ける」という開発の背景から、多くのユーザーが手に取りやすい価格設定となることに期待が寄せられています。
ランドクルーザーFJは、若者をはじめとする新たな顧客層にアプローチし、将来のランドクルーザーファンを育てるという重要な役割を担うモデルです。シリーズの新たな扉を開く一台となるでしょう。(くるまのニュース編集部)
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