GRヤリス ラリー1を世界初公開！ 2022年の新型WRCマシン

12月6日、TOYOTA GAZOO Racingは東京・お台場のメガウェブで2022年体制発表会を実施した。このなかで、来シーズン以降のWRC世界ラリー選手権に投入される新型のラリーマシン「GRヤリス ラリー1」のテストカーが世界初公開された。

この「GRヤリス ラリー1」は、過去5年間で通算26勝をマークしたヤリスWRCの後継車両。2022年からラリー1規定と呼ばれる新しいレギュレーション下で開催されるWRCに適合させたマシンだ。

ベース車両は、トヨタ・ヤリスからGRヤリスへ。ルーフ後端が下がり、そこに大きなリヤウイングを搭載。空力面で有利なボディを手に入れている。パワートレーンは、1.6Lターボにハイブリッドシステムを組み合せだ。

ヤリ-マティ・ラトバラ代表のもと、3タイトル（マニュファクチャラー、ドライバー、コ・ドライバー）の2年連続獲得に向けてチャレンジする。

■TOYOTA GAZOO Racing 2022年参戦体制　※ドライバー／コ・ドライバーの順

33号車：エルフィン・エバンス／スコット・マーティン
69号車：カッレ・ロバンペラ／ヨンネ・ハルットゥネン
1号車：セバスチャン・オジエ／ベンジャミン・ヴェイラ
4号車：エサペッカ・ラッピ／ヤンネ・フェルム

また、TOYOTA GAZOO Racing WRCチャレンジプログラムに参加する勝田貴元も、GRヤリス ラリー1での全戦参戦を予定。新チームTOYOTA GAZOO Racing WRT・ネクストジェネレーションから2022年シーズンのWRCに挑戦する。

18号車：勝田貴元／アーロン・ジョンストン

〈文＝ドライバーWeb編集部〉

Comments

見た目が現行ヤリスだとカッコいいな！

ヴィッツベースはちょっとカッコ悪かった

標準のGRヤリスはサッシレスドアだけど、このWRC仕様はドアサッシが付いてた。