2022年10月に登場した「タント ファンクロス」。元祖スーパーハイトワゴンの軽自動車である「タント」に追加されたアウトドア志向の派生モデルです。この「タント ファンクロス」のライバルには、どのようなモデルがあるのでしょうか? どんなライバルなのか、それぞれの特徴を解説します。文・鈴木 ケンイチ/写真・PBKK
「タント ファンクロス」のライバルとなる3台
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「タント ファンクロス」は、2022年10月に登場した「タント」の派生モデルです。「タント」は、優れた利便性を特徴として、子育て世代を中心に人気を集めていました。しかし、子育てではなく、アウトドアなどで楽しく使うことを目的としたのが「タント ファンクロス」でした。
実は、近年、背が高く、両側スライドドアを備えるスーパーハイトワゴンに、「タント ファンクロス」のように、ベースモデルと異なる方向性を掲げる派生モデルがいくつも誕生しています。それが2022年8月に発売となったスズキの「スペーシア ベース」、そして2023年5月に発売となる三菱自動車の「デリカミニ」となります。
つまり、今、「タント ファンクロス」、「スペーシア ベース」、「デリカミニ」の3モデルがスーパーハイトワゴンに新たなムーブメントを生み出しているのです。
安価でラゲッジを有効活用しやすい「スペーシア ベース」
新しいムーブメントのトップバッターとなったのが、2022年8月に誕生したスズキの「スペーシア ベース」です。こちらのベースモデルはスズキのスーパーハイトワゴンである「スペーシア」。子育て世代向けの「スペーシア」とは異なり、「スペーシア ベース」はもっと男っぽい雰囲気をまとっています。コンセプトは「遊びに仕事に空間自由自在。新しい使い方を実現する軽商用バン」というもの。最大の特徴は、5ナンバーではなく4ナンバーの商用バンであること。
そのため価格が139万4,800円~166万7,600円と、3モデルのうち、もっとも安価なゾーンに入っています。また、ラゲッジスペースを有効に使うためのマルチボードを標準装備しているのも強み。車中泊や車内作業などをしやすいのが特徴となります。ただし、ターボ・エンジン車を用意していません。
広いドア開口部とロングスライドのシートを持つ「タント ファンクロス」
「タント ファンクロス」の魅力はベースとなる「タント」の良さにあります。左側のスライドドアはピラーごと開くことのできる「ミラクルオープンドア」で、助手席側と合わせると、開口部は最大1,490mmにも達します。広い開口部による、乗り降りのしやすさは最大の魅力となります。
また、助手席だけでなく、運転席側にも大きなスライド機能が用意されているのも嬉しいポイント。「タント」譲りの利便性の高さが特徴となります。
エンジンは自然吸気とターボを用意し、2WDと4WDもラインナップ。価格は135万3,000円~199万5,000円。エントリーが最も安いというのも魅力です。
人気ミニバンのイメージを踏襲する「デリカミニ」
2023年5月に発売となる三菱自動車の「デリカミニ」。テーマは「Reliable & Active Super Height Wagon(頼れるアクティブな軽スーパーハイトワゴン)」というもの。名称からもわかるように、三菱自動車のミニバンである「デリカD:5」のイメージを取り入れたモデルです。「デリカD:5」は、ミニバンとしては珍しく、オフロード走行を得意とする4WDミニバンです。その力強いイメージとデザイン・テイストが「デリカミニ」にも採用されています。
また、オフロード走行のために滑りやすい路面での発進を助けるグリップコントロール機能を標準装備とします。また、急な下り坂や滑りやすい坂を下るときに、電子制御でゆっくりと下り降りることのできるヒルディセントコントロールも標準装備されます。ただし、最低地上高は2WDで155mm、4WDで160mmとライバルと、それほど変わりありません。
自然吸気エンジンとターボ、2WDと4WDを用意しており、価格は180万4,000円~223万8,500円。全車ハイブリッド仕様。価格は3モデルで、最も高額なゾーンになります。
商用車登録で荷室などの使い勝手を磨いた「スペーシア ベース」。「ミラクルオープンドア」など、ベース車の利便性の良さを生かした「タント ファンクロス」。そしてオフロード走行に向いた機能を充実させた「デリカミニ」。三車三様の個性を感じることができました。
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