レースでトップ3フィニッシュを果たしたF1ドライバー達は、表彰台に登壇する前に“クールダウンルーム”に立ち寄り、水分補給して呼吸を整えつつ、ライバル達と談笑しながら表彰式を待つ。今回はこのクールダウンルームでの印象的な場面を振り返っていく。
■2013年マレーシアGP
■チームオーダー無視は正義か悪か……ベッテル「自分のために戦うべき時もある」
2013年のマレーシアGPでは、レッドブルがワンツー体制を築いていた。レース終盤、2番手を走るセバスチャン・ベッテルは、トップのマーク・ウェーバーのペースが上がらないことから、彼を追い抜こうとした。しかしチームは“マルチ21”という暗号を用いて、ベッテルにこのままポジションをキープするよう指示した。しかしベッテルはそれを無視し、ウェーバーをオーバーテイクしてトップでチェッカーを受けてしまったのだ。
~無線にて~
チーム→ベッテル「セバスチャン、マルチマップ21、マルチマップ21だ。彼と間隔をあけてそのままのポジションでいるんだ」
ウェーバー「(ベッテルにオーバーテイクされ)うん、素晴らしいチームワークだな!」
チーム→ウェーバー「OK、マーク。彼には伝えてあるよ」
チーム→ベッテル「セバスチャン……」
ベッテル「すごく怖かったよ! メインストレートで急に動いてきて、僕をラインの外に追いやったんだ」
~クールダウンルームにて~
ウェーバー「マルチ21だろ、セブ。マルチ21だよな?」
ベッテル「……」
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