カルロス・サインツJr.は、来季からマクラーレンに移籍することが決まっている。しかしサインツJr.は、今年ルノーで予選ペースに苦しんだ理由を、未だに理解していないと語る。
今年の自身のパフォーマンスをどう評価するかと尋ねられたサインツJr.は、次のように語った。
■トップ3が強すぎる現状に、マグヌッセン「Bクラスを争うだけでは少し退屈」
「ルノーのマシンの限界を見つける際に、僕は少し苦労する傾向があった」
サインツJr.はそうmotorsport.comに対して語った。
「ブレーキ圧を少し強めると、マシンは不安定になってしまう。それは今年1年を通じて、安定させようとしてきたことだ。限界で攻めようとする時に、安定性を確保しようとした。でも、あのクルマは僕にそれを許してくれなかった」
「僕は少し混乱している。マシンのバランスをとるために、いたちごっこをしていたようなものだ」
サインツJr.曰く、その問題はシーズン早い段階で明るみに出たという。彼はそれをなんとかやりくりし、進歩を遂げることができたというが、彼のスピードに影響を与えたようだ。
「1年を通して、そのことは僕をかなり混乱させた」
「それを取り除くために、セットアップを多く変更してきた。しかし時には、安定性を求めるために、あまりにも多くの妥協をしなければならなかったんだ」
「それを100%取り除くことはできなかった。予選で最後の0.2秒を見つけるのに、とても苦労したんだ」
「一部の予選セッションでは、僕は良い仕事をこなすことができた。そして僕は一貫したパフォーマンスを発揮できた。常にQ3や限界近くで走った。しかし最後の0.1秒を見つけることができなかった」
サインツJr.は、今季53ポイントを獲得し、ランキング10位となった。しかし予選や信頼性の問題により、期待していたようなシーズンにはならなかったという。
「今シーズンには浮き沈みがあった。特に予選ではね」
そうサインツJr.は語った。
「でもレースでは、僕はずっと強かったと思う。いつもポイントを獲得できるポジションにいた」
「今シーズンについて、ふたつのことを思っている。ひとつはマシンをどれだけ快適に感じることができていたか、そしてもうひとつは満足できなかったということだ。でも、僕はマシンから全てを引き出すことができたと思う」
「ポール・リカールやメキシコのように、多くのポイントを獲ることができる週末に、大きな信頼性の問題を抱えた。それは、チャンピオンシップで上のポジションを狙ったり、さらなるポイントを獲得することを許さなかった。だから、僕の心にはふたつの気持ちが残っているんだ」
「個人的なレベルでは、成し遂げたことについてはかなり良いということが分かっている。でも、トロロッソやワールドシリーズでやったように、マシンの”呪い”を見つけることができなかったことは残念だった」
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