車種別カット済み「カーボンピラーシート」は質感リアルで貼りやすい

質感の異なる全4バリエを展開！ 設定は輸入車を含めて500車種以上

初心者でも挑戦しやすいDIYのひとつ、ピラーへのフィルム施工。 汎用フィルムを型取りして貼るとなると大変だけど、「ハセ・プロ」が展開する『車種別カット済みフィルム』ならば、カタチがジャストだから貼りやすい。作業のコツは、中性洗剤を水で薄めた希釈液を、た～っぷりと吹き付けて貼っていくこと。こうしておくとフィルムが滑るので位置合わせもしやすく、失敗しそうになっても貼り直しが可能。 ラインアップするシートは、全4種類。本物のカーボンを素材とした『マジカルカーボン』や、カーボンの柄をリアルに再現した『マジカルアートシート』もあり。対応車種は国産車・輸入車の500以上をカバーする。さらにオーダーメイドも受け付けている。欧州車の悩みの種であるモールのウロコを隠すことも可能。

車種専用であらかじめカットされているため、型取りいらずでカンタンに使えるのがポイント。価格は車種により異なるため問い合わせを。

“カーボン”シートは3バリエを設定中

左の『マジカルカーボン』は、本物のカーボン素材でありながら、よく伸びて貼りやすいのが特徴。”リアル”にこだわりたいならばオススメ。 真ん中の『マジカルアートシート』は、フェイクながらも質感や柄目は本物そっくりで、より貼りやすさを追求したもの。右の『マジカルアートシートNEO』は高級感を放つ光沢感が魅力だ。

深い光沢感を備えたピアノブラックも設定。 フィルムシートとは思えない質感で、樹脂製パネルの高級化に最適。

ハセ・プロ 車種別ピラー用シート

□タイプ：マジカルアートシートピアノブラック、マジカルアートシート、マジカルアートシートNEO、マジカルカーボン ※トヨタ・C-HRの場合（1台分）：マジカルカーボン\15,120、マジカルアートシート\5,616、マジカルアートシートNEO\8,208、ピアノブラック\8,532

同じ手順で貼れるウインドウモールも！

ピラー用シートと同様に貼り付けできる「ウインドウモール」は、車種専用設計品と汎用品との2タイプを設定。『マジカルカーボン』以外の3種が用意されるため、ピラーと同じ質感でまとめたいときにもオススメだ。 欧州車に多い雨ジミなどによるウロコ汚れ（下の写真）を隠すのにも最適、貼りやすさも魅力だ。

ハセ・プロ ウインドウモール（汎用タイプ）\2,376～ ※汎用タイプのサイズは幅17mm～27mm（2mm刻み）×130cm×4本

モールのウロコで悩む輸入車オーナー必見！ ウインド上部などオーダーメイドも受付中！

欧州車オーナーの悩みの種が「モールのウロコ」シミだ。 前述したようにピラーやウインドモールに関してはマジカルカーボンやマジカルアートシリーズの車種別タイプや汎用タイプを貼れば隠すことはできる。 ところが、ウインドウ上部のモールは複雑な形状のため、汎用タイプでは対応できない。仮に大判タイプを購入しても、個人でキレイに貼ることは不可能だろう。 もし、ウインドウ上部およびピラーや下部をボディコーティング業者に依頼して磨いてもらうと工賃は安くても約5万～6万円（モール交換ではさらに1桁アップ！）。モール表面のコーティングを削り取ってしまうため、例え独自のコーティング剤を貼付しても、その効果を長期間維持できる確証はない。

ハセプロでは、車種別キットでは対応できないクルマのオーナーや、設定のないウインドウ上部のモールなどのオーダーメイドも受け付けてくれる。 車両持ち込みで施工も含め2～3日くらいは必要。モールの形状に合わせシートをカッティングする。 下の写真は、ピラー以外はすべてオーダーメイドで作成されたマジカルアート（ピアノブラック）だ。

となるが、モール上部でマジカルアートシリーズを使用した場合で3万5000円～。汎用のウインドモール用とピラー用を組み合わせて施工しても、磨きに出すのと費用はほぼ同じくらいか安いくらい。耐久性に関しては、2年以上は持つというから、コストパフォーマンスは高いだろう。詳しくはハセプロに問い合わせてほしい。

通常のウインドモールに比べ、微妙にカーブしている部分だけに、例えシートをカッティングされていても素人ではキレイに貼れない。

さらにつなぎ目や端の処理をキチン施さないと、手などが引っかかりハガレの原因となる。

取材ではピアノブラックを使用したが、装着前と後ではウインドウまわりの雰囲気がまったく異なった。

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