■GT-Rと同じく「匠」がエンジンを調整
2023年8月2日、トヨタが新型「ランドクルーザー」(以下ランクル)を世界初公開し、早くも話題となっています。
しかし、実はランクルのような四駆はトヨタだけがラインナップしているわけではありません。それが、日産が海外で販売する本格四駆「パトロール」です。
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新型ランクルは、直線基調の武骨なボディにワイルドなデザイン、本格的な四駆性能を備えたモデルとして登場。
この新型ランクルは「250シリーズ」となり、実質的には従来の「ランクルプラド」の代わりとなるものの、ランクルの原点に立ち返ってサブネームをリセットし、新たな中核モデルとしてグローバルでデビューします。
一方、日産では日本では販売されていないものの、ランクルのライバルともいえるパトロールがあります。
かつて国内販売されていた本格四駆「サファリ」の後継モデルにあたり、現行型は6代目。中東やアフリカ、オーストラリアなどに投入されています。
そんなパトロールのなかでも最強モデルとして君臨するのが「パトロールNISMO」です。
ボディサイズは、全長5315mm×全幅2035mm×全高1940mm。国内で販売されているトヨタ「ランドクルーザー(300系)」よりも巨大な四駆です。
パトロールNISMOの外観は、フロントバンパーの大きな開口部や、NISMOを象徴するレッドアクセント、リアバンパーの巨大なディフューザーなど、スポーティなデザインです。
また、F1マシンに由来するLEDリアフォグライトは、ブレーキランプと同じ明るさを放ち、悪天候のなかでの被視認性を高めました。
内装は、ラグジュアリーで快適な空間が広がります。キルティング加工を施した上質なシートや、アルカンターラを用いたステアリングホイール、外観と同じく赤いアクセントを施すことにより、スポーティな室内を演出します。
パワートレインは、最高出力428馬力/最大トルク560Nmを発揮する5.5リッターV型8気筒エンジンを搭載。このエンジンは、GT-Rのエンジンを手作業で組み立てる5人の「匠」によって調整されているといいます。
これに組み合わせるトランスミッションは7速ATで、全輪を駆動します。
足回りには、ビルシュタインのサスペンションとショックアブソーバーを装備。優れたハンドリング性能を実現しました。
先進安全装備には、最新の日産インテリジェントモビリティ技術を搭載。歩行者検知機能付き緊急ブレーキ、前方衝突警告、スマートミラー、ハイビームアシストが含まれ、安全性を確保しています。
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ちなみに、アラブ首長国連邦の価格は39万8500UAEディルハムから。日本円で約1548万円となり、現地で販売される日産車のなかで最高額となっています。
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みんなのコメント
ドヤってるランクル300蹴散らして走って欲しい。
ターボくっつけて800馬力とかにして3000万スタートにすりゃいいのに