MotoGPの最高峰クラスで2027年に新たなタイヤサプライヤーとなるピレリは、9月に最初のテストを行なう予定だという。
2027年から導入されるMotoGPの新レギュレーションにおいて、現在のミシュランからピレリへタイヤサプライヤーの切り替えが予定されている。ピレリはすでにMoto2およびMoto3クラスでタイヤを供給しているが、これでMotoGPの全クラス単独供給ということになる。
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今年3月初旬にピレリとの契約が発表されて以来、彼らはMotoGP向けのコンパウンド開発を加速させており、現在は実際の走行を通じてライダーからのフィードバックを得る段階に入っている。
当初はアラゴンGP後にモーターランド・アラゴンで初テストが予定されていたが、様々な事情によりこの計画は実現しなかった。
motorsport.comの調べでは、その後のチームとピレリ間で協議が行なわれた結果、初のMotoGP用ピレリタイヤテストは9月16日にミサノで実施されることが決まったことが分かった。
この日程は、第16戦サンマリノGPの2日後、およびレース後の月曜日に行なわれる公式テストの翌日にあたる。
この初回テストには、各メーカーからテストライダーが1名ずつ参加し、実験用マシン(ラボバイク)が使用される予定のようだ。
このラボバイクは850cc化などが予定される2027年バイクを可能な限り模倣する方向で準備されているという。具体的には現在の1000ccエンジンではあるものの、出力を現行よりも40~50馬力削減し、ライドハイトデバイスは非搭載、エアロパッケージも最小限となるようだ。
そしてテスト実施にあたっては、そのテスト費用をピレリが負担するということだ。これまでチームとピレリ間での最大の溝はタイヤテストの費用負担の問題だった。
当初ピレリはこの初回テストでは全額を負担すると約束していたが、2026年のテストではチーム側の負担も増える見込みだとされていた。その点でチームからは反発があったが、現時点ではある程度の合意が成立したと報じられている。だが詳細は明らかになっていない。
テストの主目的はMotoGPクラスへの供給開始に向けて、様々なタイヤコンパウンドの初期シリーズを試し、情報を収集することだ。2026年には次のステップに進み、異なるサーキットで、複数のセッションを実施してコンパウンドに微調整を施していくことになる。
この第2段階では、フル参戦ライダーの直接的な関与が見込まれており、2027年の導入に向けて最終調整が行なわれると予想されている。
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