■技術経営・イノベーション大賞とは?
ヤマハは「電動アシスト自転車の発明と上市」について、一般社団法人“科学技術と経済の会”が主催する「第8回技術経営・イノベーション大賞」の「経済産業大臣賞」を受賞しました。
ヤマハから新型電動バイク「EC-05」登場! 最大110kmの航続距離を実現した次世代の電動スクーター
今回の受賞は、世界で初めて電動アシスト自転車を発売し、自転車業界に新たなジャンルを築いた点やその後の機能進化、価格バリエーション等を経て、買い物や子育て、通勤・通学、レジャー利用などへ拡がりを見せた点、またシェアリング事業との親和性も高く、当初掲げた社会貢献や社会課題の改善に寄与した点が評価されたものです。
2012年に設立され、2020年で8回目とな「技術経営・イノベーション大賞」は、経済の発展、社会の変革、競争力の向上、福祉の向上、SDGsへの貢献等、世の中を変革する優れた技術革新(イノベーション)事例を表彰するものです。 イノベーションの内容や実践プロセスを広く紹介し、次世代の経営者や技術者にさらなるイノベーションの推進に役立ててもらうことで、日本経済の発展、社会の変革、グローバル競争力の向上等に貢献することを目的としています。
■1993年に登場した電動アシスト自転車の先駆けヤマハ「PAS」
世界で初めて発売された電動アシスト自転車ヤマハ「PAS(パス)」は、人々の利便性向上を通じた社会貢献」「地球環境問題とエネルギー事情の改善」「交通問題への改善」への寄与を目指し、自転車に乗れる人なら誰もが快適に移動できる新しい乗り物として開発されました。
それまで世の中に無かった新しいモビリティを生み出すモノづくりへのこだわり、公道で自転車区分として走行出来るための準備等、様々な失敗と苦労を重ねながら「お客様のために」という開発者魂により、それらを乗り越え発売に至ったといいます。
今回の受賞に際し、ヤマハのSPV事業部 村田和弘部長は次のようにコメントしています。
「1993年に世界初の製品として発売して以降、多くのお客様から支持をいただいた結果、このたびの受賞となったことについて誇りに感じております。また、お客様をはじめ関係の方々に深くお礼申し上げます。今回の受賞に恥じぬよう、イノベーションを通じた社会貢献に引き続き取り組んで参りたいと考えております」。
※ ※ ※
ヤマハ「PAS」は、いわゆる“ママチャリ”タイプのスタンダードから子供乗せ、ファッショナブル、シティ、スポーティ、かんたん操作など、様々なモデルがラインナップされています。
近年ではスポーティな仕様とされた電動アシスト自転車「YPJ」なども製造・販売するヤマハだけに、今後どのようなモデルを展開するのか期待が掛かります。
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彼等は電チャリ作ったヤツ恨んどるで(笑)