角田裕毅(レッドブル)が2025年F1第10戦カナダGPで、グランプリエントリー数100戦目を迎えた。日本人としては、初めての3桁台の大台となった。
その節目の一戦を前に、角田は前戦スペインGP後にカタロニア・サーキットで2日間にわたって、レッドブルとともにテストを行った。初日は旧型車を使ったTPC(Testing of Previous Cars)で、2日目はピレリの2026年用タイヤ開発のテストだった。
角田裕毅、初日はフェルスタッペンと0.273秒差「明日の変更でタイムが向上するはず。予選で必ずQ3に入る必要がある」
角田は第5戦サウジアラビアGP後にも、イギリスのシルバーストン・サーキットでTPCを実施したが、このときは午前中に雨が降り、午後はマシントラブルによって、走行時間が制限された。今回のテストは元々予定されていたタイヤテストに合わせて、TPCをしたものと考えられる。
TPCは文字通り2年以上の前の旧型車でのテストだ。さらにタイヤテストで使うのは、2024年型マシンをベースにした2026年のタイヤ開発用のミュールカー。そのため、カナダGPに向けて、角田がセットアップを事前に行うなど、直接的な準備は行えない。
ただし、今年の4月からレッドブルに移籍した角田にとっては、レッドブルのエンジニアとともに、RB21のDNAが宿るレッドブルのマシンを走らせることは、単なるテスト以上に重要となる。
「バルセロナでのテストでは、そこそこの周回数をこなせました。スペインGPを走った直後だったので、RB19とRB21の比較がしっかりできたのもよかったです」
テストを終えた角田は、そう振り返り、カナダGPに向けてこう語った。
「スペインGPはタフな週末でしたけど、もう忘れてリセットしています。起きたことはあまり気にせず、ポジティブに考えています」
そのテストにはホンダ・レーシング(HRC)の折原伸太郎(トラックサイドゼネラルマネージャー)も参加していた。折原GMはテストでの角田の様子を次のように語っている。
「今回のテストは、2日間ともドライコンディションで走行距離もかなり稼ぐことができました。裕毅も気負うようなこともなく、いつもと同じようにリラックスしてテストを行っていました」
カナダGP初日、フリー走行2回目は15番手だったが、チームメイトのマックス・フェルスタッペンとの差は、0.273秒。ポジションほど悪くない初日だった。
角田もこう振り返り、2日目に向けて抱負を語った。
「今日のクルマの感触はまずまずでした。明日に向けて調整を進めており、これはいい方向で、ラップタイムの向上につながります。セッティングとバランスの調整でも進展はあったものの、今日は最終的に十分ではありませんでした。明日の目標はクルマからポテンシャルを最大限引き出し、Q3に進出することです」
[オートスポーツweb 2025年06月14日]
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