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【カナダ】トヨタが新型「SUV」発表! 338馬力の「高性能AWD」がスゴい! ツルツル“サメ顔”がカッコいい「bZ」25年後半に発売へ! どんなモデル?

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【カナダ】トヨタが新型「SUV」発表! 338馬力の「高性能AWD」がスゴい! ツルツル“サメ顔”がカッコいい「bZ」25年後半に発売へ! どんなモデル?

■「bZ4X」から「bZ」へ改名!

 トヨタのカナダ法人は2025年5月13日(現地時間)、バッテリーEV(BEV)のSUV「bZ(2026年モデル)」を正式発表しました。

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 従来は「bZ4X」の車名で展開されていたモデルを「bZ」と改称したほか、エクステリアやパワートレイン、充電性能、装備面において大幅な刷新が施されています。

 新型bZのラインナップは「XLE(FWD/AWD)」および上位「Limited AWD」の3グレード構成。

航続距離はXLE FWDが378km、XLE AWDが460km、Limited AWDが430km(いずれもメーカー推定)となっており、特にXLE AWDでは従来型AWDモデルより25%向上した性能を実現しています。

 パワートレインも強化されており、AWDモデルでは出力が従来の214hpから338hpへと大幅に向上したのですが、これは、高効率なeAxleに加え、炭化ケイ素(SiC)半導体を採用したインバーターによって実現されたもの。0-100km/h加速は約5.1秒を記録しています。FWDモデルでも最大出力は168hpです。

 バッテリーはXLE FWDに57.7kWh、AWDモデルには77kWhの大容量リチウムイオンバッテリーを搭載。オンボードAC充電器は11kWに強化され、デュアルボルテージ対応のA/C充電ケーブルも付属します。

 充電ポートには北米標準規格「NACS」を採用し、DC急速充電では10%から80%までを約30分で充電可能です。

 さらに、全モデルに「バッテリー予備調整機能」を搭載し、ナビで急速充電ステーションを設定すれば自動的に作動。水冷式熱交換器やヒーティングバルブなどを含むバッテリー熱管理システム、ヒートポンプ式エアコンも採用し、寒冷地での充電や暖房効率にも配慮されています。

 外観では、グリルレスのフロントフェイスやLEDデイタイムランニングライトの意匠が変更され、トヨタ最新のシュモクザメをモチーフにした「ハンマーヘッド」を採用。オーバーフェンダーには車体色に合わせたカラーマッチドモールも用意されました。

 ボディサイズは全長4690mm×全幅1860mm×全高1650mm、ホイールベースは2850mmで、最低地上高は206mmに設定されています。

 走行性能を支えるのは、BEV専用e-TNGAプラットフォームです。バッテリーを床下に配置し、低重心を実現。バッテリークロスフレーム構造により車体剛性も向上し、ハンドリング性能や走行安定性を高めています。

 インテリアでは、14インチの大型タッチスクリーンとスリムなダッシュボードを採用。64色アンビエントライトやデュアルQi対応ワイヤレス充電器、ヒーター付きステアリングホイールとパドル式回生ブレーキコントロールも標準装備されています。

 前席足元には放射型フット&レッグヒーター(Limited AWDに標準)が用意され、寒冷地対応にも配慮。後席シートヒーターや前席ベンチレーション(Limited AWDに標準)も快適性を高めています。

 室内寸法は前席レッグルームが1070mm、後席が898mm、荷室容量は784L(2列目使用時)を確保しており、日常使いにも十分なスペースを誇ります。

 XLEグレードでは18インチアルミホイール、ファブリック×SofTexシート、8ウェイ運転席パワーシートを標準装備。AWD仕様では3500ポンドの牽引能力を備えるほか、ルーフレール、X-MODEおよびグリップコントロールを含むマルチテレインセレクト機能も追加され、オフロード性能を強化しています。

 最上位のLimited AWDでは20インチホイール、マルチLEDヘッドライト、パノラミックムーンルーフ、ヒーター&ベンチレーション付き前席、JBLプレミアムオーディオなどを装備。さらに、レーンチェンジアシストやトラフィックジャムアシスト、フロントクロストラフィックアラート、アドバンストパーク、パノラミックビューモニターも追加されます。

「トヨタセーフティセンス3.0」は全車標準装備で、プリクラッシュセーフティ(歩行者・自転車検知機能付)、レーダークルーズコントロール、レーンディパーチャーアラート、レーントレーシングアシスト、ロードサインアシスト、オートマチックハイビーム、プロアクティブドライビングアシストなどを搭載。

 加えて、ブラインドスポットモニター、リアクロストラフィックアラート、セーフイグジットアラート、デジタルキー機能(リモートコネクト契約時)も備えています。

 コネクテッド機能も充実しており、クラウドナビや音声アシスタント“Hey Toyota”を含むドライブコネクト(3年間)、セーフティコネクト(5年間)、サービスコネクト(5年間)、リモートコネクト(3年間)を標準装備。スマートフォンによる施錠、解錠、始動、充電状況の遠隔確認や予約充電、トヨタアプリによる充電ステーション検索も可能です。

※ ※ ※

 新型bZは2025年後半よりカナダ市場で販売開始予定となっており、価格は発売時期に近づいたタイミングで発表される見込みです。

 日本市場導入については、現時点でトヨタからの発表はありませんが、2025年秋開催予定の「ジャパンモビリティショー2025」での国内披露が期待されます。

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みんなのコメント

2件
  • ngo********
    こんなに後出しでいまだに航続距離が430とか460kmってどういうこと?
    海外勢なら650kmくらい普通なのに。
    430kmだったら冬場にヒーター使用したら実質300km走れるかどうか。
    650kmだって同じ条件なら500km走れない。
    7〜8年前の報道ではトヨタはハイブリッドを作っているからEVを作ろうと思えばすぐ作れるとされていたのにいまだにこの体たらく。
    RAV4PHV乗っているのでEVなんか全く興味ないけどそれにしてもこのレベルの低さは酷すぎる。
  • mik********
    ゲームチェンジャーと言われた全個体電池の
    市販車搭載はどうなっているのか。
    凄い性能、出ればトヨタの大逆転と言われて久しいが、
    モタモタしている間に中国はフツーの充電池の性能をアップして
    もはや追いつけなくなっている気がする。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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