ツートンカラーで華麗なバイク新時代を切り拓いたホンダ「ドリームCB350エクスポート」 とくに北米で大ヒット!!

時代を超えて、カラーリングのコンセプトが受け継がれた

　日本国内でカラーテレビが普及するのは1960年代です。まだバイク雑誌のカラーページも少なく、実車を見て初めて「こんな色だったのか」と知ることもあったでしょう。そんな時代、国産バイクの海外市場への輸出が勢いづきます。販売に結びつけるために現地のライダーの要望を取り入れるのは今も昔も同じです。それもエンジン性能だけでなく、デザインも大切な要素でした。

　欧米車は、燃料タンクを明るく派手な色で塗り分けたり、前後フェンダーも同じ色に塗装したりとカラフルでした。

Comments

[dar********]

CB350は北米でCB750の倍以上売れたと言う。それでカワサキもホンダの真似をして400の二気筒を出したと言う。

[tga********]

前任のＣＢ７２は、その完成度からかロングランモデルとなったため、末期は他社の２ストマシンの後塵を浴びる結果となり、バイク雑誌の読者欄では盛んにニューモデルへの期待が投稿された。